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三洋電機、デジカメ/ムービーカメラ事業を別会社化

−別法人化によりOEM事業拡大を図る


 パナソニックグループの三洋電機は、7月1日にデジタルカメラとデジタルムービーカメラ事業の国内部門を会社分割により別会社化する。新会社の社名は、三洋DIソリューションズ株式会社で、所在地は大阪府大東市三洋町1-1。三洋電機100%出資で、資本金は1,000万円。

 三洋電機は、かねてよりOEM(相手先ブランドによる製造)によるデジタルカメラ、デジタルムービーカメラ事業を推進してきた。しかし、デジタルカメラ/ムービカメラを自社ブランドで積極展開するパナソニックグループに入ったことで、他社がOEMの協力メーカーとして三洋を選択しにくくなっていた。

 今回三洋電機から同事業運営に必要な資産や負債、権利義務を会社分割(吸収分割)により、新設の三洋DIソリューションズに移管することで、同部門を別会社。これにより、同社のデジタルカメラ及びデジタルムービーカメラ事業は、別法人として意思決定の迅速化と、強固なファイアーウォールを確立。事業の自律性を高め経営体質を強化し、顧客及び取引先との信頼関係を更に深化させ、売上拡大を目指すとしている。

 なお、新会社は他社ブランドのデジタルカメラ、ムービカメラの開発/製造/販売事業を担当。パナソニックが三洋電機から継承した縦型ムービカメラ(旧Xacti)などは、今後もパナソニックのカメラとして展開する。


(2012年 4月 25日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]