オンキヨー、シアタースピーカー「D109シリーズ」3機種

-N-OMFコーン採用。「VL Digital」搭載サブウーファも


設置イメージ

 オンキヨーは、シアタースピーカーの新モデル「D109シリーズ」3モデルを7月上旬に発売する。価格は、トールボーイの「D-109E」が47,250円(ペア)、センターの「D-109C」が14,700円(1台)、ブックシェルフの「D-109M」が10,500円(1台)。

 また、アクティブサブウーファ2機種も6月中旬に発売する。価格は、最大出力100Wの「SL-D501」が58,800円、75Wの「SL-A251」が35,700円。



■ D109シリーズ

左から、D-109M、D-109E、D-109C、SL-A251

 シアターセット製品からのステップアップにも最適という単品スピーカー。ウーファユニットには、上位機種「D-309」と同様に自社開発のN-OMFコーンを採用。ユニット径は8cm。ツイータは2cm径のバランスドーム型。

 型式はいずれも2ウェイバスレフ型で、トールボーイのD-109Eと、センターのD-109Cは、ツイータ1基とウーファ2基を搭載。ブックシェルフのD-109Mは、ツイータ/ウーファを各1基備える。エンクロージャはバスレフ型。


D-109Eの端子部

 ターミナルは、109Eのみネジ式で、金メッキ/真鍮削り出し。109C/Mはバネ式。スピーカーケーブル(109E/Cは3m、109Mは8m)や、コルクスペーサーが付属する。109C/Mには壁掛け金具も同梱する。


型番D-109ED-109CD-109M
型式2ウェイバスレフ型
ウーファ8cm径N-OMF
モノコックコーン×2
8cm径N-OMF
モノコックコーン×1
ツイーター2㎝径バランスドーム×1
周波数特性55Hz~80kHz70Hz~80kHz
クロスオーバー
周波数
8kHz
感度83dB84dB81dB
最大入力80W40W
インピーダンス
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
245×253×901mm275×129×102mm102×129×175mm
重量4.8kg1.9kg1.2kg


■ サブウーファ

 いずれも、20cm径のA-OMFコーンを搭載するアクティブサブウーファ。アンプの最大出力はSL-D501が100W、SL-A251が75W。D501のみ、ピアノ仕上げ(B)とリアルウッド仕上げ(D)の2種類を用意する。

SL-D501(ピアノ仕上げ)SL-D501(リアルウッド仕上げ)SL-A251

 エンクロージャはバスレフ型で、スリット型ダクトによる アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE 技術により、こもりのないクリアな低音を実現している。上位機SL-D501のパワーアンプ回路には、独自のデジタルアンプ技術「VL Digital」を採用。デジタル機器固有のパルス性ノイズの影響を大幅に低減している。

 周波数特性はD501が25~200Hz/25Hz~1.5kHz(FILTER/DIRECT)、A251が30~200Hz/30Hz~1.5kHz(同)。ハイカットフィルタは50~200Hz可変。

 消費電力はD501が55W、A251が50W。外形寸法と重量は、D501が285×447×476mm(幅×奥行き×高さ)、19.0kg。A251が255×443×399mm(同)、13.5kg。D501のみ防磁設計となっている。



(2012年 5月 10日)

[AV Watch編集部 中林暁]