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任天堂、新型ゲーム機「Wii U」の詳細スペック発表

−HDMIで1080p/PCM 6ch。GamePadバッテリは約3〜5時間


Wii Uのクロモデルも公開された。写真はWii U GamePad部分

 任天堂は、米ロサンゼルスで開催されているゲーム関連のトレードショウ「Electronic Entertainment Expo 2012(E3 2012)」に合わせ、新型ゲーム機「Wii U」の詳細なスペックを発表した。発売日は2012年末を予定しているが、価格は発表されていない。カラーは、これまで公開されていた「シロ」に加え、「クロ」モデルも発表されている。




■本体の仕様

 「Wii U」は、6.2型液晶を搭載した「Wii U GamePad」と呼ばれるコントローラと、本体部から構成されるゲーム機。GamePadと本体はワイヤレスで接続されており、GamePadにはゲーム用操作ボタンに加え、タッチスクリーン操作にも対応。加速度計やジャイロセンサー、振動機能、カメラ、マイク、スピーカーを備え、タッチペンも付属。テレビの画面と、GamePadの画面という、2つの画面を利用した新しいゲームプレイなどが提案されている。

クロモデル「Wii U GamePad」の背面 本体のクロモデル

 本体の外形寸法は約172×268.5×46mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.5kg。CPUはIBM Powerを基にしたマルチコアプロセッサ。GPUはAMD Radeonをベースにしたものが採用されているという。スロットインタイプの光学ドライブも備え、Wii U用光ディスク、Wii用光ディスクが読み込み可能。一部を除く、Wiiのソフトも楽しめるという。

 ストレージとしてフラッシュメモリを内蔵するほか、SDメモリーカードやUSBメモリなどを接続してストレージとして使うこともできる。USB端子は前面に2系統、背面に2系統装備。

 AV出力として、HDMIケーブル、Wii専用D端子AVケーブル、Wii専用コンポーネントAVケーブル、Wii専用RGBケーブル、Wii専用S端子ケーブル、Wii専用AVケーブルが利用できるという。出力映像は1080p、1080i、720p、480p、480iに対応。音声出力は、HDMIからのリニアPCM 6ch、AVマルチ出力からのアナログ音声出力が利用可能。

 通信機能として無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)に対応するほか、オプションでWii専用のEthernetアダプタも用意する。



■「Wii U GamePad」の仕様

 ワイヤレスで接続する「Wii U GamePad」のサイズは、255.4×41×133.4mm(幅×奥行き×高さ/突起部含まず)で、重量は約500g。バッテリを内蔵しており、約3〜5時間のプレイが可能。ACアダプタで充電でき、充電所要時間は約2時間30分。充電しながら遊ぶ事もできる。

シロモデル

 画面は16:9の6.2型。タッチスクリーンになっており、指やWii U GamePad タッチペンで操作する。その他に、押しこむ事もできるL/Rスティック、十字ボタン、A/B/X/Yボタン、L/Rボタン、ZL/ZRボタン、+/STARTボタン、-/SELECTボタンも装備。加速度計、ジャイロセンサー、地磁気センサーを使ったモーションコントロールも可能。内側カメラやマイク、センサーバーも備えている。

 さらに、電源ボタン、HOMEボタン、シンクロボタン、音量調節ボタンと、TVコントロールボタンを用意。このTVコントロールボタンは既報の通り、GamePadをテレビ用の赤外線リモコンとして使うためのボタン。GamePadからテレビの電源ON/OFF、地上/BS/CSデジタルの放送波やチャンネル切り替え、入力切替、ボリューム調整、番組表の表示といった操作ができ、Wii U本体が起動していなくても、GamePad単体で操作ができる。

 また、GamePadから本体を起動させる事も可能で、これによりテレビの電源ON、入力切替、Wii Uの起動という、ゲームを楽しむための準備がGamePadから全て行なえるようになっている。

E3のプレゼンテーションで、クロのWii Uを紹介する任天堂の宮本茂専務取締役

 ステレオスピーカーも内蔵。画面左下には近距離無線通信(Near Field Communication)対応のリーダを搭載しており、カードやフィギュアを読み取る事もできる。

 同社はE3のプレゼンテーションで、GamePadを活用したWii U対応のゲームを多数発表している。ゲームソフトの情報は僚誌Game Watchでレポートしている。



(2012年 6月 6日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]