エレコム、タブレット/スマートフォン向けスピーカー

　エレコムは、小型アクティブスピーカーの新製品として、タブレット用を1機種と、スマートフォン用2機種を7月下旬に発売する。

　価格は、タブレット用の「MS-P13ABK」が9,450円。スマートフォン用は、コンパクトな折り畳み型の「ASP-SMP200シリーズ」が4,410円。据え置き型の「ASP-SMP300シリーズ」が5,880円。

MS-P13ABK	ASP-SMP200シリーズとiPhoneの接続例	ASP-SMP300シリーズとiPhoneの接続例

■ タブレット用

　MS-P13ABKは、タブレットで動画や音楽を再生するのに最適というスタンド型のスピーカー。厚さ13mmまでのタブレットが設置可能で、縦置き/横置きどちらにも対応。音声入力はステレオミニで、アンプの最大出力は2.5W×2ch。

　ユニットは38mmフルレンジを2個搭載。エンクロージャは密閉型で、内部の受動振動膜が空気の振動を受けて豊かな音色を創り出すという。また、本体前面に傾斜を付け、机などに音が反射して音が乱れるのを防いでいる。

　再生周波数帯域は80Hz～18kHz、インピーダンスは4Ω。充電用のUSB端子も備え、別売ケーブルを使ってタブレットの充電(5V/2A)も行なえる。電源はACアダプタを使用。外形寸法は328×118×62mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約615g。ステレオミニケーブル(約1.5m)が付属する。

■ スマートフォン用

ASP-SMP200シリーズのブラック

　ASP-SMP200/300は、スマートフォンでの動画/音楽再生などを想定したスタンド型のスピーカー。接続は4極ミニ端子で、本体の内蔵マイクを使ってiPhoneやAndroidスマートフォンのハンズフリー通話も行なえることが特徴。なお、4極ミニのスマートフォンでも一部対応しないモデルがあり、対応機種は同社サイト内で案内している。

　ASP-SMP200は二つ折りタイプで、ケーブルを本体に収納して持ち運ぶことが可能。カラーはブラック(BK)、グリーン(GN)、ピンク(PN)、ホワイト(WH)の4色。

　スピーカーユニットは50mm径×2基で、アンプ出力は最大1W×2ch。エンクロージャは密閉型。インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は220Hz～12kHz。AC電源のほか、単4電池2本でも動作し、電池利用時の連続再生時間は約8時間。折り畳み時の外形寸法は、65×105×29mm(幅×奥行き×高さ)、電池を除く重量は約123g。ケーブル長は約20cm。

ASP-SMP200シリーズのグリーン、ピンク、ホワイト

　ASP-SMP300は据え置き型。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)の2色を用意する。

　スピーカーユニットは40mm径×2個で、アンプ出力は最大4W×2ch。エンクロージャはバスレフ型。インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は190Hz～20kHz。AC電源のほか、単3電池4本でも動作し、電池利用時の連続再生時間は約8時間。外形寸法は、145×70×115mm(幅×奥行き×高さ)、電池を除く重量は約253g。ケーブル長は約22cm。

ASP-SMP300シリーズのブラックとホワイト		天面の操作ボタン