エミライ、4K2K出力可能な米OPPOのBDプレーヤー2機種

-10万円のBDP-103、20万円のUSB DAC付きBDP-105


「BDP-105」のプロトタイプ

 エミライは、米OPPO DigitalのBlu-rayプレーヤー「BDP-105」と「BDP-103」を発売する。価格はどちらもオープンプライス。発売時期と予価は、「BDP-105」が今冬で20万円前後、「BDP-103」が今秋で10万円前後。

 BDP-105/BDP-103に共通する特長として、Marvell製のQDEOテクノロジー搭載チップを備え、プレーヤー側で映像を4K2Kへアップスケーリングし、HDMI出力が可能。

 Blu-ray 3Dの再生にも対応するほか、ドルビーTrue HD、DTS-HD Master Audioもサポート。他にも、DVDオーディオ、SACD(ステレオ/マルチチャンネル)、CDの再生にも対応する。

 HDMI出力は2系統装備。2系統のHDMI入力も備え、前面のHDMI入力はMHLに対応。スマートフォンと接続し、スマートフォンの映像をテレビなどに出力可能。1080/30pの映像まで伝送できる。

 さらに、Rokuのスティック型STB「Streaming Stick」にも対応。Netflixの1080pサービスにも対応する。

 なお、アナログ映像出力は無く、専用のDIAGポートを経由し、メディア・プレイバックのための小型ディスプレイに接続する事ができる。

 音楽情報データベースのGracenoteに対応し、CDやSACDの再生時に、アルバムアートやアーティスト名、アルバム名、曲名などが表示できる。

 上位モデル「BDP-105」のみの特徴として、ヘッドフォンアンプを内蔵し、前面にヘッドフォン端子を装備。24bit/192kHzまで対応するUSB DACも備え、アシンクロナス伝送が可能。さらに、光デジタル、同軸デジタルの入力と、アナログバランス出力も装備する。また、熱処理を効率かしてたファンレス仕様となる。



(2012年 9月 13日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]