サンコー、9,800円の「Android SmartTV BOX」

-Android 4.0採用。有線LAN接続モデル


Android SmartTV BOX

 サンコーは、テレビに接続可能なAndroid端末「Android SmartTV BOX」を28日より発売。直販サイト「サンコーレアモノショップ」で9,800円で販売している。

 Android 4.0を採用した端末で、本体のHDMI出力端子と接続することにより、テレビでネットサーフィンや動画/音楽再生、ゲームアプリのプレイなどが可能になる。Google Playにも対応する。同社が販売しているスティック型の「Android Stick 4 SmartTV」と異なる点として、Ethernet端子を搭載しており、有線LAN接続でインターネット環境を利用できるのが特徴。なお、無線LAN機能は内蔵していない。

 HDMIはバージョン1.3で、最高1080pまでの出力に対応。コンポジット映像のAV出力端子やマイク端子も各1系統ずつ用意する。USBホスト機能を備えたUSB端子を2系統装備し、キーボード、マウス、外付けHDDなどを接続可能。外形寸法は87×66×24mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは80g。

前面背面接続例

 給電は付属のACアダプタから行ない、消費電力は5W以下。スリープモードを搭載しており、同社では「起動時間をほとんど待つこと無くインターネットで検索したり、メールをチェックしたりできる」としている。

 内蔵ストレージは4GBで、このうちシステムで約1GBが使用される。microSDカードスロットを備え、最大32GBまでのメモリーカードが利用可能。CPUはCortex A8-Allwinner A10 1.5GHz、メモリは1GB。日本語入力アプリを追加することで、日本語入力にも対応する。

 対応するファイル形式は、動画がMPEG-1/2/4、WMV 7/8/9(VC1)、ASF、MPEG-4 AVC/H.264、H 263、MP4、FLV、3GPP、MOV、MKV、RM/RMVB、TS、M2TS、DIVX/XviD、AVI、DATなど。音楽はOGG、M4A、MID、MP3、WAV、AMR、WMA、FLAC、RA、AACなど。静止画はBMP、JPG、PNG、GIF。



(2012年 9月 28日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]