オーテク、空芯MC型カートリッジ「AT-ART7」
「AT50ANV」の基本設計踏襲。120,750円
「ATH-CKS99BT」 |
オーディオテクニカは、MC型ステレオカートリッジ「AT-ART7」を11月16日に発売する。価格は120,750円。
50周年記念モデルとして発売された「AT50ANV」の基本設計を踏襲しつつ、細部を磨き上げたという空芯MC型カートリッジ。
振動系の構成材として、優れた特性を持つ液晶ポリマー製アーマチュアを採用。さらに、新設計磁気回路により、空芯MC型の弱点といわれる中低域の再生能力と帯域バランスを改善したとしている。
液晶ポリマー製アーマチュアを採用 | 取り付けたところ |
特殊ラインコンタクト針と0.26mm径のソリッドボロンカンチレバーを採用。再生周波数範囲は15Hz~50kHz。出力電圧は0.12mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは30dB(1kHz)。出力バランスは0.5dB(1kHz)、針圧は1.6~2.0g(1.8g標準)。コイルインピーダンスは12Ω(1kHz)、直流抵抗は12Ω、負荷抵抗は100Ω以上(ヘッドアンプ接続時)。コイルインダクタンスは8uH(1kHz)。
外形寸法は17×25.6×17.3mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8.5kg。
(2012年 10月 16日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]