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2014年7月28日

2014年7月25日

2014年7月24日

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パナソニック、高速動作/スマート検索のブルーレイDIGA

新ユニフィエ搭載。USB HDDへの3番組同時録画も


新ブルーレイDIGA

 パナソニックは、Blu-rayレコーダ「ブルーレイDIGA」新モデル6製品を11月20日より発売する。最新システムLSI「新ユニフィエ(Uniphier)」を搭載し、動作速度や検索性能、DTCP-IP配信などの機能を強化した。

 最上位モデルの「DMR-BZT9300」は、高画質/高音質化にフォーカスしたプレミアムモデル。BZT9300/BZT830/BZT730は無線LANを内蔵し、無線LANルータを介さずに「お部屋ジャンプリンク(DLNA)」でVIERAなどと連携可能で、地上/BS/110度CSデジタルチューナ×3を搭載。BZT830のみ、無接点充電規格「Qi」に対応し、Qi対応のスマートフォンやバッテリの充電が可能。

 BWT630/BWT530はダブルチューナモデル、BRT230はシングルチューナのシンプルモデルとなる。全モデル別売のUSB HDDにも対応している。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円〜40万円前後。

 なお、DMR-BZT9300の高音質/高画質化機能については、別記事で紹介している。


型番 HDD チューナ シンプル
Wi-Fi
ジャンプ
リンク
店頭予想価格
DMR-BZT9300 3TB 3 2 40万円前後
DMR-BZT830 17万円前後
DMR-BZT730 2TB 13万円前後
DMR-BWT630 1TB 2 1 85,000円前後
DMR-BWT530 500GB - 7万円前後
DMR-BRT230 1 1
(レート変換
無し)
6万円前後
DMR-BZT9300 DMR-BZT830 DMR-BZT730
DMR-BWT630 DMR-BWT530 DMR-BRT230

■ 新ユニフィエで高速動作。USB HDDへの3番組同時録画も

 DMR-BZT9300/830/730は地上/BS/110度CSデジタルトリプルチューナを搭載。DMR-BWT630/530はダブルチューナ、DMR-BRT230はシングルチューナとなる。全モデルで、Ethernet経由のスカパー! HD録画に対応し、トリプルチューナ機では、最大4番組の同時録画に対応する。内蔵HDDは、BZT9300/830が3TB、BZT730が2TB、BWT630が1TB、BWT530/BRT230が500GB。

USB HDD録画を改善

 別売のUSB HDDにも対応し、HDD容量を拡張可能。BZT9300/830/730はUSB 3.0に対応し、USB HDDへの3番組同時録画が可能になった(従来は1番組のみ)。また、BZT9300/830/730とBWT630/530はUSB HDDへのAVC長時間録画に新たに対応している。

 なお、USB HDDの複数台同時接続はできないが、最大8台まで登録可能。スカパー! HD録画については内蔵HDDのみの対応となる。


 

【USB HDD録画】

- 12年秋モデル 12年春モデル
(参考)
DR録画
長時間モード
録画

(BZT9300/830/730/630)
-
同時録画数 3
(BZT9300/830/730)
1

 MPEG-4 AVC/H.264エンコードによる長時間録画にも対応。BSデジタル放送の場合、最大15倍(1.6Mbps)の長時間録画が行なえる。また、AVC録画モード数は1.5〜15倍までを選択可能。ジャンル最適エンコードに対応し、アニメモードも搭載する。新ユニフィエの搭載により、AVC長時間録画時の画質も向上(BRT230を除く)。従来は4:2:0の放送信号を前処理で4:2:2化してノイズ除去などを行なった後、4:2:0に戻してAVC圧縮を行なっていたが、新ユニフィエでは4:2:0でのダイレクトエンコード/ノイズ処理に対応。情報量を維持しながらの圧縮を可能としたという。

 また、録画モードを変換しながらのダビングも高速化。BZT830の場合、従来モデル(BZT820比)との比較で、約3倍の高速化を実現したという(BWT630/530は約2倍速)。

 最大2カ月先までのNHK/WOWOW/スターチャンネルのおすすめ番組情報を表示する機能も搭載。ネットサービス「ディモーラ」による遠隔録画予約や、「ミモーラ」による録画番組検索/シーン頭出しにも対応する。ミモーラは有料サービス(月額315円)だが、最大5カ月無料で利用できるキャンペーンを11月20日から2013年1月31日まで実施する。

 新モデルでは新システムLSIの新ユニフィエを搭載(BRT230を除く)。CPU速度を従来比2倍の1GHzのデュアルコアとしたほか、グラフィック性能も1.5倍に向上。従来2個だったエンコーダ/デコーダも3個に増やしている。これにより、動作速度を大幅に高速化。さらに検索機能の「スマート検索」、高速ダビングなどを実現した。

新ユニフィエを搭載

 スマート検索は、番組表、録画一覧、放送視聴時に、リモコンの[検索]ボタンを押すことで、ジャンルや、サブジャンル、フリーワード、人名などの検索条件で番組を検索できる機能。複数条件検索も行なえる。

 また、「プロ野球全試合」など、シリーズ番組や番組グループを選んで最大128番組までを丸ごと自動で録画予約できる「まとめて予約」も搭載。放送時間や放送局が異なる番組でも選んだシリーズにあわせて録画できる。「かんたんおまかせ録画」も搭載し、「ゴールデンのドラマ」などG-GUIDEのおすすめ番組を一括して録画できる。

 録画番組のシーン一覧表示にも対応。見たい番組を選んで「一時停止(シーン一覧)」ボタンを押すだけでシーン一覧を表示し、録りためた番組を見たいところから再生できる。


■ 2番組の「お部屋ジャンプリンク」も

 BZT9300/BZT830/BZT730は無線LANを搭載。全モデルでEthernetを備えている。

 DTCP-IP/DLNA対応のVIERAに番組をストリーミング配信する「お部屋ジャンプリンク」に対応。お部屋ジャンプリンクの同時動作を改善し、2番組の同時番組配信が可能になった(BZT9300/830/730)。

 また、DIGAのチューナで受信中の番組を、対応機器にストリーミング配信する「放送転送」にも対応。BZT9300/830/730では、2番組同時録画中でも対応の「お風呂テレビ」や「キッチンテレビ」に配信できる。

 

【BZT9300/830/730のお部屋ジャンプリンク2配信】

- 録画状況 録画転送
(レート変換なし)
録画転送
(レート変換)
放送転送
再生 録画 2配信 1配信 2配信 1配信 2配信 1配信
再生無し 1番組
2番組 -
3番組 - - -
HDD再生 録画なし
1番組 - ○* -
2番組 - - - - - -
3番組 - - - - - -
BDビデオ 録画なし - -
1番組 - -
2番組 - -
3番組 - - -
BDAV
(BD-R/RE等)
録画なし -
1番組 - ○* -
2番組 - - - - - -
3番組 - - - - - -
*AVC録画時は追っかけ再生不可

 ネットワークサービスの「ビエラ・コネクト」にも対応。radiko.jpなどのアプリや、VODサービス「もっとTV」に対応。リモコンのもっとTVボタンを押すだけで、各局が提供する番組にアクセス可能で、見逃し番組などを楽しめる。

 SDカードスロットも装備。AVCHD 3DとAVCHD Progressiveに対応し、AVCHD 3D動画の取り込みやディスクへのダビングや、60p記録データをBDにダビングできる。

BZT9300/830では、無線リモコンを採用

 取り込んだ動画を写真やムービーとテンプレートを選んでかんたんにアルバム作成できる「動くアルバムメーカー」や、3ステップでショートムービーが作成できる「おまかせクリップ」も搭載する。

 DMR-BZT9300とBZT830は、無線方式のリモコンが付属。スマート検索用の[検索]ボタンを新たに追加したほか、カーソル部とタッチパッド部を分離し、タッチパッド部の外周をくるくるとなぞることで高速に上下スクロールでき、パッド部のフリックでページ切り替えなどが可能。



■ 新ユニフィエで画質向上。BZT9300はプレミアム仕様

 Blu-ray 3DやBDビデオの再生に対応。BZT9300/BZT830/BZT730、BWT630/BWT530は、新ユニフィエの第7世代高精度マルチタップフィルタにより、クロマアップサンプリング精度を向上。これにより、豊かな質感と立体感を向上したという。

 新機能としては、BRT230以外の各モデルで新HDオプティマイザーを搭載。ブロックノイズリダクション、モスキートノイズリダクション、ランダムノイズリダクション、ドット妨害/クロスカラーノイズリダクションの各NR処理を搭載した。

 レンズやスクリーンによる光拡散効果補正を搭載した「プロジェクターモード」も追加。また、ジャンルモードは、標準、シネマ、アニメ、ライブの4モードで、シネマ、アニメはアップデートしている。

4Kダイレクトクロマアップコンバートに対応

 最上位モデルの「DMR-BZT9300」には、高画質化/高音質化技術を多数搭載。詳しくは別記事で紹介している。HDMIはBZT9300のみ2系統で、1系統は4Kアップコンバートに対応。2K(4:2:0)から4K(4:4:4)にダイレクトにクロマアップコンバートする「4Kダイレクトクロマアップサンプリング」により、情報を最大限に生かした4K映像を生成できるという。

 出力フォーマットは4K(3,840×2,160ドット)/24pで、超解像とディテールクラリティプロセッサ for BDを統合した「4K超解像」により、高画質な4K出力を実現するという。

 BZT9300のみDLNAに対応し、DMR(デジタルメディアレンダラー)としても動作するため、ネットワークオーディオプレーヤーとして利用可能。24bit/192kHzのWAVやFLACや、MP3/WMA/AAC音楽の再生に対応。NAS(LAN HDD)やパソコンに記録した音楽ファイルを再生できる。アナログ音声出力はRCAだけでなく、バランス出力も新たに搭載した。システム動作をLSIレベルで一部停止し、ノイズを抑える「インテリジェントローノイズシステム」も進化している。

 また、BZT830は天板に無接点充電規格「Qi」(チー)対応の充電部を装備。天板にQi対応スマートフォンやバッテリを置くと、天板のサークルが自動で検知し、充電を開始する。

型番 DMR-
BZT9300
DMR-
BZT830
DMR-
BZT730
DMR-
BWT630
DMR-
BWT530
DMR-
BRT230
HDD容量 3TB 2TB 1TB 500GB
デジタル
チューナ
3 2 1
HDMI出力 2 1
出力端子
(HDMI以外)
コンポジット×1
光デジタル音声×1
同軸ジタル音声×1
アナログ音声(RCA/2ch)×1
アナログ音声(XLR)×1
コンポジット×1
光デジタル音声×1
アナログ音声(2ch)×1
コンポジット×1
アナログ音声(2ch)×1
入力端子 コンポジット×1、アナログ音声(2ch)×1 -
i.LINK 1(1系統)
USB 3(USB 3.0×1、USB 2.0×2) 1(USB 2.0)
SDカード
消費電力 約28W 約27W 約26W 約22W 約20W 約18W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
430×239×
77mm
430×199×
61mm
430×199×
59mm
430×199×41.5mm
重量 約7.7kg 約3.5s 約2.9s 約2.4s 約2.3s

(2012年 10月 17日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]