コルグ、「AudioGate v2.3」がDSDネイティブ再生対応
無償公開。「DS-DAC-10」は今週末発売
AudioGate v2.3 |
コルグは、DSD再生/変換ソフトの最新版「AudioGate v2.3」を公開した。同社のDSD対応製品の利用、またはTwitterアカウントの登録により無料で利用できる。対応OSはWindows XP/Vista/7/8と、Mac OS X 10.5以降。
最新バージョンでは、同社のDSD対応USB DAC「DS-DAC-10」利用時に、DSDファイルをPCMに変換せずネイティブ再生が可能になる。なお、DS-DAC-10は「今週末発売」としている。
DSDネイティブ再生は、DSDIFF/DSF/WSDフォーマットの2.8224MHz、5.6448MHzをサポート。Windows PCでのASIOドライバ利用時のみ対応する。15日時点の対応機種は「DS-DAC-10」のみ。
それ以外の機能は、「DS-DAC-10」ユーザー以外でも利用可能。新たに、リアルタイム変換処理の種類を選択する機能を追加。「高品位」、「低負荷」の2種類から選べる。
DSD対応USB DAC「DS-DAC-10」 |
「低負荷」では、Ver.2.2までのリアルタイム変換エンジンを使用。「高品位」では、新たに追加された高品位なリアルタイム変換エンジンを使用する。なお、1bit DSD出力時のリアルタイム変換エンジンは「高品位」「低負荷」ともに新設計としている。全てのリアルタイム変換処理を常に「高品位」で行なうにはCore 2 Duo 2.66GHz程度のスペックが必要だという。
そのほか、メニューに「インフォメーション」を追加。この画面で、AudioGateに関する最新情報を確認できる。
(2012年 11月 15日)
[AV Watch編集部 中林暁]