エミライ、高音質プレーヤーソフト「HQPlayer」を発売

DSD再生やアップサンプリング対応。14,700円


HQ Player日本語版

 エミライは、フィンランドSignalyst製の高音質プレーヤーソフトウェア「HQ Player日本語版」を今冬より販売開始する。専用ページからのダウンロード販売を予定しており、価格は14,700円。

 HQ Playerは、ソフトウェアによるアップサンプリング/ダウンサンプリングに対応したパソコン用のプレーヤーソフト。対応OSはWindows Vista(SP1以降)/7/8と、Linux(エミライサポート外)で、Windowsの場合は、WASAPI排他モードまたはASIO対応のオーディオインターフェイスが必要。

 最高32bit/1.536MHzのPCMアップサンプリングのほか、PCM/DSD形式データの24.576MHz 1bit SDM形式へのアップコンバージョン、DSF/DSDIFF形式ファイルのPCM変換、DIF/DSDIFF形式ファイルの直接再生などに対応。主な特徴は以下のとおり。


  • ソフトウェアによるアップサンプリング/ダウンサウンプリングに対応(32bit/1.536MHzまでのアップサンプリングと16bit/44.1khzまでのダウンサンプリング)
  • デルタシグマ型によるPCM/DSD形式データの24.576MHz 1bit SDM形式へのアップコンバージョン
  • ディザとノイズシェイピングを選択可能
  • 音響補正のための高い周波数領域まで補正可能なコンボリューションエンジン
  • DSF/DSDIFF形式ファイルをPCMに変換可能
  • DSF/DSDIFF形式ファイルのアルゴリズムとノイズフィルターを複数選択可能
  • DSF/DSDIFF形式ファイルを直接再生可能
  • 2.1/5.1/7.1チャンネルなどの再生も可能
  • マルチチャンネル再生環境のためのスピーカー設定が可能
  • OSのミキサーやサンプルレートコンバーターをバイパス
  • ASIOドライバでの再生対応
  • Signalyst Asynchronous Network Audio Adaptersによるマルチルーム再生対応
  • AIFF、DSD、WAV形式におけるIS3v2タグに対応
  • CD読み込みの際のジッタ補正に対応
  • レベルリミッター対応
  • Embedded版の提供
  • 64bit浮動小数点演算を採用
  • 映像処理のノイズを低減させる軽快なGUI

(2012年 11月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]