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Vuzix、HDMI入力のスマホ対応メガネ型ディスプレイ

ヘルメット装着でARアプリのハンズフリー利用も

STAR1200XLD

 Vuzixは、同社初となるHDMI入力のメガネ型ディスプレイ「STAR1200XLD」の受注を開始した。受注生産となっており、出荷は12月下旬より開始する。納期は受注から30日前後。価格はオープンプライスで、直販価格は44万9,800円を予定している。

 AR(Augmented Reality/拡張現実)アプリケーション向けの製品となっており、ヘルメットにSTAR1200XLDとiPhone/Android端末をマウントすることにより、ハンズフリーでスマートフォンのARアプリをディスプレイに表示することも可能。スマートフォン接続のHDMIケーブルや、ヘルメットマウントは別売。

別売マウント/ケーブル利用時のヘルメットへの装着例

 ディスプレイは映像と実際の風景を重ねて見られるシースルー型で、映像入力以外の主な仕様は、既発売の「STAR1200XL」(直販価格44万9,800円)と同等。852×480ドットの液晶を2個備え、約3m先に76型相当の映像を観ることができる。サイドバイサイドの3D映像にも対応する。中央にフルHD動画記録対応のカメラも備える。6軸センサーも搭載する。

 STAR1200XLからの主な変更点は、HDMI入力(MHL対応)を備えた点や、コントロールボックスをディスプレイと一体化した点、IPD(瞳間隔)調整を備えた点など。

 なお、開発者向けのSDKも12月から発売予定で、詳細はVuzixの開発者フォーラムで案内する。

(中林暁)