イオン、ワーナー・マイカルの全株式を取得

　イオンと米Warner Bros. Entertainment(WB)は19日、シネマコンプレックス大手「ワーナー・マイカル」のWB保有株式全てをイオンが取得する株式売買契約を締結したことを発表した。これによりワーナー・マイカルに対するイオンの株式保有比率は100%になる。

　株式売買時期は2013年2月または3月。これにより、WBは国内のシネコン事業から撤退する。イオンとWBは、1991年以降パートナーとして多くの映画劇場を展開してきた。

　イオンでは、イオンシネマズの展開する映画劇場とあわせ、国内73劇場に約600スクリーンを展開。月間200万人以上が来場している。株式取得資金は手元資金を充当する予定。