音楽配信サイト「mF247」が2月28日サービス終了

mF247公式サイトにはサービス終了のお知らせが掲載されている

　音楽配信サイト「mF247(music forecast 247)」を運営する247Musicは18日、「mF247」公式サイトとニコニコ動画の「mF247チャンネル」を2013年2月28日に終了すると発表した。これに伴い、新規アーティスト登録と楽曲申請の受け付けも20日午後2時で終了。7年の歴史を終えることとなる。

　mF247は、2005年12月にサービスを開始。無料ダウンロードを基本とし、DRM/コピーフリーのMP3ファイル(128kbps)による楽曲配信を行なう「総合音楽サイト」としてスタートした。設立会社に・よん・なな・みゅーじっくの代表取締役は、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の社長や、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)の取締役も務めた丸山茂雄氏。

　「自分の曲を多くの人に聴いてもらいたい」というミュージシャンや楽曲権利者を対象に、インディーズ楽曲を中心とする楽曲登録を呼びかけ、アーティストが価格を設定して有料配信できる機能も用意。携帯電話向けのモバイル版なども展開していたが、'08年8月をもって一時閉鎖し、事業譲渡の方針を発表。優先交渉権を「Yahoo! オークション」に出品し、'09年3月にはニコニコ動画との提携による無料音楽配信サービス「mF247 Episode2」として再スタートしたという経緯がある。

　同サイトでは「9mm Parabellum Bullet」、「相対性理論」、「凛として時雨」、「神聖かまってちゃん」などが人気を集めた。