KDDI「Remote TV」がiPhone/iPadにも対応。遠隔視聴は無線LANのみ

Remote TV

　KDDIは21日、Blu-ray Discレコーダの番組をスマートフォンなどで遠隔視聴可能にする小型STB「Remote TV」について、2月23日の発売と同時にiPhoneなどのiOS機器でも利用できるようになると発表した。App Storeで専用アプリ「Remote TV(au)」を提供し、iOS 5以降のiPhone/iPadで利用できる。

　「Remote TV」は、接続したBDレコーダの放送中番組や録画番組(地上/BS/110度デジタル)を、3GやLTE、無線LANを介してスマートフォンやタブレット、PCから視聴可能にするSTB。直販価格は19,800円で、基本使用料などの追加費用は不要。

　19日の発表時は、Androidタブレット/スマートフォンアプリ「Remote TV(au)」やPC/Mac用アプリの提供を予告していたが、iOSについては、「検討しており、確定次第案内する」としていた。

　iOSでも上記のアプリを使用することで外出時などにも視聴可能。ただし、Android/PCとは異なり、iOS端末での利用は無線LAN環境のみに限られる。

　レコーダからの映像/音声はアナログでRemote TVに入力し、レコーダの制御にHDMIのCEC(家電コントロール)信号を使用。Remote TVのHDMI出力から、テレビに映像/音声とコントロール信号を出力できる。映像の出力解像度は854×480ドット。