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オンキヨー、BT/無線LAN内蔵のエントリーAVアンプ

DSDや24/192のFLAC/WAVもサポート。84,000円から

「TX-NR727(B)」

 オンキヨーは、Bluetoothと無線LANを内蔵した、AVアンプのエントリーモデル2機種を発売する。どちらも7.1chアンプで、価格と発売日は「TX-NR727(B)」が117,600円で4月下旬発売、「TX-NR626(B)」が84,000円で4月上旬発売。カラーはどちらもブラック。

 2機種共通の特長として、Bluetoothレシーバ機能と無線LAN機能を内蔵。スマートフォンなどのBluetooth対応機器と手軽にワイヤレス接続でき、AVアンプから本格的なサウンドで再生できる。

「TX-NR626(B)」

 無線LAN機能を使い、radiko.jp/AUPEO!/TuneInなどのインターネットラジオが聴取できるほか、DLNA 1.5に準拠したネットワークオーディオプレーヤー機能も搭載。ネットワークHDDなどに保存したDSD/FLAC/WAV/Apple Lossless/AAC/MP3/WMA/WMA Lossless/Ogg Vorbisファイルも再生可能。さらに、e-onkyo musicで展開されている、ドルビーTrueHD 5.1chでの音楽配信にも対応する。なお、FLAC/WAVは24bit/192kHzまでサポート。USB端子も備え、USBメモリなどに保存したファイル(DSD含む)を再生する事も可能。

 スマートフォンやタブレットから、無線LANを経由してAVアンプをコントロールする事もでき、専用アプリ「Onkyo Remote」も用意する。

 HDMI入出力は、4Kや3D映像のパススルーに対応。フルHDの映像を4Kにアップスケーリングする機能も備えている。

 音質面では、3段インバーテッドダーリントン回路(NR626はL/R/C chのみ)、独自のワイドレンジアンプ技術「WRAT」などを採用する。

TX-NR727(B)付属のリモコン
TX-NR626(B)の付属リモコン

 上位モデルNR727のみの特徴として、THX Select2 Plusに準拠。デジタル機器固有のノイズを大幅に抑制する回路「VLSC」を、フロント2chに搭載している。

 また、HDMI端子はNR727が入力8系統、出力2系統装備。NR626は入力6系統、出力2系統となる。また、ZONE機能は、NR626が「ZONE 2」のみだが、NR727は「ZONE 2/3」に対応する。

 最大出力は、NR727が200W×7ch(6Ω)、NR626が190W×7ch(6Ω)。主な仕様は下表の通り。

モデル名TX-NR626TX-NR727
価格84,000円117,600円
定格出力130W×7ch(6Ω)140W×7ch(6Ω)
最大出力190W×7ch(6Ω)200W×7ch(6Ω)
周波数特性
Directモード
5Hz~100kHz5Hz~100kHz
HDMI端子入力×6/出力×2入力×8/出力×2
映像入出力【入力】
コンポーネント×1
コンポジット×5
【出力】
コンポーネント×1
コンポジット×1
【入力】
コンポーネント×1
コンポジット×4
【出力】
コンポーネント×1
コンポジット×1
音声入出力【入力】
デジタル×3
アナログ×6
Phono×1
【出力】
アナログ×1
(ZONE 2)
サブウーファ×2
【入力】
デジタル×3
アナログ×6
Phono×1
【出力】
アナログ×2
(ZONE 2/3)
サブウーファ×2
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
435×328×173.5mm435×380×175mm
重量10kg11.2kg

(山崎健太郎)