円安のため、beyerdynamic/KOSSヘッドフォンを平均17%値上げ

　ティアックは、5月15日より独beyerdynamic製のヘッドフォン、イヤフォン計33製品と、米KOSS製のヘッドフォン、イヤフォン計24製品の価格改定を実施。平均17%の値上げとなる。

　対象製品は'12年2月に値下げされたbeyerdynamicの一部製品や、同年4月に値下げされたKOSSの一部製品とほぼ同一。beyerdynamicの該当製品はヘッドフォンの「T 90」、「CUSTOM ONE PRO」、「DTX 501 p」や、イヤフォンの「DTX 41 iE」、「MMX 41 iE」など。これ以外に、計7製品のオープンプライス化も行なわれる。該当製品はDT 1350/102 G/131 TV/234 PRO/252/280 MKII/290 MKIIの計7製品。KOSSで値上げとなる製品はヘッドフォン「PRO DJ100」、「QZ/900」、耳掛けイヤフォン「KDE/250」など。そのほかの該当製品については下表の通り。

T 90

DTX 41 iE(左上)とMMX 41 iE(右下)

PRO DJ100

　値上げの理由についてティアックは、「円高による差益を価格に反映するため、(昨年に)価格改定を実施したところ大変好評だった。しかし為替レートの円安変動に伴い、これまでの出荷価格を維持することが困難となった」と説明している。