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東芝、番組ダビング/BDXL対応のBDプレーヤー

録画TVからBD書出し。チャプタ生成可能。DBP-R500

レグザブルーレイ DBP-R500

 東芝は、液晶テレビのREGZAなどで録画した番組を、BDに書き出す事ができるBDプレーヤーライター「レグザブルーレイ DBP-R500」を6月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。

 BDビデオの再生ができるほか、BDメディアへの書き出しも可能なモデル。レグザリンク・ダビングに対応した液晶テレビREGZAで、HDDに録画した番組をLAN経由で受信。BDに書き出せる。

 「D-BR1」の後継モデル。新機種の特徴は、BDXLに対応した事。また、ダビング時に録画番組のチャプタ情報は引き継がれないが、新たに「DBP-R500」側で、設定した時間毎にチャプタを自動で作成する機能を追加。間隔は5/10/15/20/30/60分から選択でき、再生時に気軽にスキップできる。

 ダビングモードは、DR録画した番組をそのままDRで書き出す「標準」モードに加え、MPEG-4 AVC/H.264のトランスコーダを使って長時間モードで書き出す事も可能。3時間録画、4時間録画、6時間録画モードが選べる。また、「ぴったりダビング」対応テレビと組み合わせる場合は、基本はDRモードを利用し、ディスクに入りきらない場合はAVCを使って収める「オート」モードも選べる。

 ディスクはBD-R/R DL、BD-RE/RE DL、BD-R XL、BD-RE XLに対応。さらに、DVD-R/R DL、DVD-RWへもVRフォーマットで書き出し可能。番組だけでなく、AVCHDカメラをUSB接続してBD/DVDにダビングしたり、「ネットdeダビングHD」に対応したレコーダ「ヴァルディア」RD-X9/S1004K/S304K/Z300からのBD書き出しも可能。ただし、TSモードで録画した番組のみとなる。

 BDビデオの再生も可能で、Blu-ray 3Dにも対応。BD-R/REもサポートし、BD-LIVEやBONUSVIEWも利用できる。ビデオ/VRフォーマットのDVD-R/RWや、AVCREC形式のDVDも再生可能。

リモコンも付属する

 秒24コマで製作された映画などのフィルム素材の映像をそのままHDMI出力する1080/24pダイレクト出力も可能。ドルビーTrue HDやDTS-HD Master AudioなどのHDオーディオのデコーダも搭載する。

 出力端子はHDMI、光デジタル音声、USB(BD-LIVE用メモリ/AVCHDカメラ取り込み兼用)を各1系統装備。Ethernet端子も備えている。消費電力は12W(待機時0.8W)。外形寸法は238×202×33mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.2kg。別売で縦置き用キット「D-STK1」(オープン/実売2,000円前後)も利用できる。リモコンを付属するほか、液晶テレビREGZAのリモコンを使っての基本操作も可能。

背面
別売キットで縦置したところ

(山崎健太郎)