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パナソニック、iPhoneにも放送転送できるCATV用モデム
無線LAN/チューナ内蔵。テレビとネットの2画面表示も
(2013/7/22 17:58)
パナソニックは、スマートフォンなどへのDLNA/DTCP-IP放送転送機能も備えた無線LAN対応ケーブルモデム「TZ-CMP01M」を9月に発売。CATV事業者向けに提供する。
DOCSIS 3.0準拠のケーブルモデムに、無線LANルータ、CATV用の地上/BSデジタル放送、CATV放送用チューナを搭載した製品。Ethernetを3系統備え、うち1系統はWAN端子を兼用。光回線終端装置などに接続することで、TZ-CMP01MをIEEE 802.11a/b/g/nの無線LANルータとして使える。無線LANインターネット接続が可能なほか、受信した映像を別室のDLNA/DTCP-IP対応スマートフォン/タブレット/テレビなどでも視聴できる「ハイブリッド型ケーブルモデム」としている。
iPhone/iPad/iPod touchでテレビ視聴する場合は、App Storeで配信中のパナソニック製STB向け無償アプリ「DiXiM CATV Player」を使用。選局のしやすさにこだわったUIで、快適なCATV視聴が行なえるという。さらに、画面を2分割して番組を見ながらWeb閲覧する機能も搭載。番組視聴しながらインターネット検索したり、SNS共有するといったことが可能。
64QAM/OFDM変調に対応した地上/BSデジタル、CATVのシングルチューナを搭載。ケーブルDLNA運用仕様(JLabs SPEC-020)に準拠しており、対応のDLNAクライアント端末から、視聴年齢制限付き番組を視聴できる。USB 2.0端子を備え、将来のバージョンアップにより、別売USB HDDへの録画機能も追加予定。さらに、外出先からのリモート予約録画にも対応予定としている。
本体は縦置きで、ラウンドフォルムの筐体を採用。電源はACアダプタを使用し、消費電力は17W。外形寸法は70×185×196.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.7kg。