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パナソニック、CATVモデム「TZ-CMP01M」にUSB HDD録画/スマホ予約/番組持ち出しを追加
(2014/2/12 12:25)
パナソニックは、スマートフォンなどへのDLNA/DTCP-IP放送転送機能も備えた無線LAN対応ケーブルモデム「TZ-CMP01M」を、3月にバージョンアップすると発表。外付けUSB HDDへの録画や、スマートフォンを使ったリモート予約/番組持ち出しなどに対応する。
2013年9月よりCATV事業者向けに提供している「TZ-CMP01M」は、地上/BSデジタル/CATVチューナに加え、DOCSIS3.0に準拠したケーブルモデムや無線LANルーターも搭載した製品。パナソニック製STB向け無償アプリ「DiXiM CATV Player」を使って、iPhone/iPad/iPod touchでテレビ視聴できることも特徴。
製品発表時に予告していた外付けUSB HDDへの録画機能は、3月からのアップデートにより対応。さらに、今回のアップデートでは、スマホを使った外出先などからのリモート録画予約も可能となる。
STB連携アプリ「DiXiM CATV Player」は番組持ち出しに対応
iOS端末向けのSTB連携アプリ「DiXiM CATV Player」(デジオン製)も、2月12日よりVer.2.0.0へアップデート。同アプリは、前述のTZ-CMP01M以外にも、既存のTZ-HDW610、TZ-HDW611、TZ-CMP01、TZ-BDT910、TZ-BDT920の各STBで利用できる。
Ver.2.0.0では、新たに録画番組の持ち出し再生に対応。ホームネットワーク内にある対応CATVデジタルSTB(TZ-HDW610/TZ-HDW611を除く)に保存した録画番組を、iPhone/iPad/iPod touchに転送し、ネットワークの環境が無い外出先でも視聴できるようになった。さらに、チャプタスキップ機能によるシーン頭出しや、USB HDD内にある録画番組の削除も可能になる(TZ-BDT910を除く)。
アプリの対応OSはiOS 6.0.1以降で、Ver2.0.0からiOS 5.1は対象外となる。対応機器はiPhone4/4S/5/5s/5cと、iPad 2、第3/4世代iPad、iPad Air、iPad mini/iPad mini Retinaディスプレイモデル、第4/5世代iPod touch。