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ベスタクス、AVミキサーなどの簡単配信キット「ニコニコ配信ステーション」

ニコニコ配信ステーション

 ベスタクスは、ニコニコ生放送やUstreamなどの動画配信で利用できるミキサー「PBS-4」に、マイクとビデオカメラ2台、ヘッドフォン「HMX-05」を加えたキット「PBS-4VTK ニコニコ配信ステーション」を7月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は64,800円前後。

 また、ヘッドフォン「HMX-05」用の交換ケーブル「HFC-1」も同じく7月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,000円前後。カラーは赤(RED)、緑(GRN)、紫(PUR)、白(WHT)の4色を用意する。

PBS-4VTK ニコニコ配信ステーション

スイッチャー兼ミキサーの「PBS-4」

 2012年12月に発売したスイッチャー兼ミキサー「PBS-4」(オープンプライス/実売49,800円前後)に、ダイナミック型のマイク「MMM-05」と、ミニ三脚付属のアナログビデオカメラ「MBC-420」2台、密閉型ヘッドフォン「HMX-05」(実売8,980円前後)をセットにした製品。ニコニコ生放送/Ustream配信用の簡易マニュアルも付属し、初めてインターネット配信をする人にも簡単に楽しめるとしている。

 「PBS-4」は、複数の映像ソースや音声ソースの切り替え/調整が行なえる、ビデオセレクタ付きのオーディオインターフェイス。PCとUSB接続して音と映像をPCに伝送、PCから配信できる。PCへの映像出力解像度は 720×480ドット、音声は16bit/48kHz。対応OSは、Windows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.6以降。

 映像入力はHDMI×1、コンポジット(RCA)×4、VGA(D-Sub 15ピン)×1。音声入力は、RCAのアナログステレオ音声×3、Neutrikモノラルコンボ端子(XLR、 フォノ端子)×2、HDMI入力×1、USB端子(ループバック)×1を搭載する。外形寸法は210×147×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は950g。

 ビデオカメラの「MBC-420」は、1/4型CCDを搭載。有効画素数は512×482ドットで、水平解像度は420本。シャッタースピードは1/50(1/60)~1/100,000秒。最低被写体照度は1.0ルクス/F1.2。レンズマウントはCSで、交換も可能。映像出力はBNC。外形寸法は52×60×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は190g。ミニ三脚などが付属する。

 マイクの「MMM-05」は、ネオジウムマグネットと軽量CCAW(銅クラッドアルミ線)ボイスコイルを搭載。二重ドーム振動板により、低域から高域にかけてバランスのとれた音質を実現したという。マイクケーブルは長さ4.5m、高さ調節可能なマイクスタンド「MST-05」も付属する。

 ヘッドフォンの「HMX-05」は、密閉ダイナミック型の40mm径ドライバを搭載。「低音を主張しすぎることなく、楽器本来の音を余すことなく忠実に再現する」としている。ヘッドバンド部は折りたたみ可能。ケーブルはフラットタイプ。

ビデオカメラ「MBC-420」
マイク「MMM-05」
ヘッドフォン「HMX-05」

HMX-05用交換ケーブル「HFC-1」

 前述のヘッドフォン「HMX-05」用の交換ケーブル。プラグは両端ステレオミニで、片側がL型、片側がストレート。プラグ部にVestaxロゴを配している。OFCリッツ線を用いたフラットタイプのケーブルで、絡みにくく高い耐久性を実現したという。長さは1.2m。

HFC-1
HMX-05のステレオミニジャックに接続
パッケージ

(中林暁)