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JVC、'14年にハイレゾ対応ポータブルアンプを発売へ

ヘッドフォンとアンプで“アウトドア”ハイレゾ強化

JVCブランドのハイレゾ対応ポータブルヘッドフォンアンプ

 JVCケンウッドは10日、JVCブランドのハイレゾ対応ポータブルヘッドフォンアンプを2014年に発売することを明らかにした。ケンウッドブランドのコンポ「Kseries」発表会で、参考展示した。

 仕様の詳細は未定で、今回の展示品もデザインモックとのことだが、ブラック、ピンク、ブラウン、シルバーの4色を用意し、前面にはJVCのロゴと、JVCの高音質化技術「K2」のロゴを付与。大型のボリュームノブとステレオミニのヘッドフォン出力のほか、USB端子を装備し、ハイレゾオーディオのデジタル入力に対応予定という。

 ただし、対応サンプリングレートや対応ファイル形式(DSDに対応するかなど)、搭載DACなどの詳細はまだ固まっておらず、デザインも変更の可能性があるとのこと。価格も未定だが、ソニーなどもポータブルヘッドフォンアンプに参入していることから、競争力ある価格での製品化を目指すという。

ハイレゾ対応のポータブルヘッドフォンアンプ
4色のカラーバリエーションを展示
ホームオーディオとアウトドアの両面でハイレゾ対応を強化

 JVCケンウッドは、ハイレゾ対応の「Kseries」ネットワークアンプ「A-K905NT」の発表にあわせ、ホームオーディオだけでなく、アウトドア使用でのハイレゾ対応を加速させることを表明。その一環として、従来の高音質ヘッドフォンに加え、ポータブルヘッドフォンアンプを投入することを明らかにし、2014年の製品投入に向けて開発を進めるとしている。

(臼田勤哉)