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Westone、4ドライバの新BAイヤフォン「W40」を初公開

Wシリーズ4製品。MMCX対応で19,800円~

Westone W40シリーズ

 テックウインドは、米Westone Laboratoriesのカナル型(耳栓型)イヤフォン新シリーズ「Wシリーズ」4モデルを世界初公開した。いずれもバランスド・アーマチュア(BA)ユニットを搭載し、シングルユニットの「W10(Westone 10)」と、ダブルの「W20(Westone 20)」、トリプルの「W30(Westone 30)」、クアッド(4基)の「W40(Westone 40)」を11月下旬より発売する。

 10月26日、27日開催の「秋のヘッドフォン祭 2013」(会場:スタジアムプレイス青山、主催:フジヤエービック)のテックウインド ブースで披露した。正式発表は後日としているが、店頭予想価格はW10が19,800円前後、W20が29,800円前後、W30が39,800円前後、W40が49,800円前後。

Westone W30
Westone W20
Westone W10
Westone Wシリーズ

 UM Proを除く、従来のWestone UMシリーズを一新し、Westone Wシリーズとして展開。W40は低域2、中域1、高域1のクアッドBAユニットを搭載。W30は低/中/高域各1基のトリプル構成、W20は2基、W10は1基のBAユニットを搭載している。

 搭載ユニットや音以外の基本仕様は共通で、ケーブルは脱着式(リケーブル対応)。Westonne UMシリーズとの違いは、MMCX端子の採用により、リケーブルがやりやすくなったことと、ハウジングの「フェイスプレート」を交換可能とし、気分にあわせてブラック/レッド/ブルーから選べるようにしたこと。

Westone W40
MMCXでケーブル脱着。フェイスプレート交換も
モニターヴォルトイヤホンケース

 ケーブルはMFi対応でiPhoneのコントロール可能なリモコン/マイク付きと、ノーマルタイプが付属し、長さはいずれも128cm。イヤーチップのほか、防滴仕様で飛行機移動における気圧変化にも対応する「モニターヴォルトイヤホンケース」が付属する。

モデル名W40W30W20W10
店頭予想
価格
49,800円39,800円29,800円前後19,800円前後
ドライバBA×4BA×3BA×2BA×1
再生周波数帯域10Hz~18kHz20Hz~18kHz20Hz~16kHz
入力感度118dB107dB117dB122dB
インピーダンス31Ω30Ω33Ω27Ω
ケーブル1.28m EPICケーブル Y型

 テックウインド扱いのWestoneイヤフォンは上記Westone Wシリーズと、9月下旬より発売開始されたUM Proシリーズを中心に展開することとなる。UM Proシリーズは全モデルバランスド・アーマチュアユニットを内蔵し、シングルユニットの「UM Pro10」が実売14,800円前後、2基搭載の「UM Pro20」が29,800円前後、3基の「UM Pro30」が39,800円前後。カラーは「UM Pro10」がクリア、レッド、ブルー。「UM Pro20」はクリア、「UM Pro30」はスモークのみとなる。

UM Proシリーズ
UM Pro30
パッケージ

(臼田勤哉)