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beyerdynamic、“純粋なアナログオーディオ”を追求したヘッドフォンアンプ「A20」

A20

 ティアックは、独beyerdynamicのヘッドフォンアンプ「A20」を2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は73,290円前後。

 2009年より発売しているハイエンドヘッドフォンアンプ「A1」(実売9万円前後)の設計ノウハウを継承して新開発されたモデル。アルミ筐体にディスクリート構成のフルアナログ回路を備え、beyerdynamicのフラッグシップヘッドフォン「T1」をはじめとするヘッドフォンのポテンシャルを引き出すという。

 「純粋なアナログオーディオ機器を追求した」としており、入力はアナログ音声(RCA)1系統のみ。出力は標準ヘッドフォン2系統と、アナログ(RCA)1系統。出力端子は内部回路をバイパスするループスルー構造とし、音質を劣化させずに他の機器へ出力できる。

 ヘッドフォン出力は170mW×2ch(250Ω時)。筐体は、継ぎ目のないアルミのサイドパネルと一枚の天板で構成。消費電力は10W以下、外形寸法は164×212×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.6kg。

前面に2系統の標準ヘッドフォン出力
背面にアナログRCAの入出力を各1系統

(中林暁)