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4月開催「ニコニコ超会議3」、初のアニメエリア設置

対巨人用「立体起動装置」。VR技術でTo LOVEるの世界へ

進撃の巨人
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

 ドワンゴとニワンゴは、4月26日と27日の2日間、幕張メッセで開催するniconicoのイベント「ニコニコ超会議3」の詳細を発表。初のアニメに関するエリアを設けるほか、宇宙ブースに有人宇宙船ソユーズ、自衛隊ブースに陸上自衛隊の攻撃ヘリコプター・アパッチなども展示する。

 一般入場券は前売券が1,500円、当日券が2,000円、2日間通し券が2,500円(前売りのみ)。優先入場券や、大相撲特別巡業(大相撲超会議場所)の観戦ができる入場券なども用意する。詳細は専用サイトを参照のこと。

初のアニメエリアを設置

 niconicoで人気の「アニメ」カテゴリを会場内にブースとして設置。人気作品の世界観をリアルに再現した夢の企画や、キャラクターショーなどのステージイベントも予定している。

 例えば「進撃の巨人」コーナーでは、巨人に対抗するため、人類が開発した腰に装着する対巨人戦用装置「立体起動装置」を制作。「兵士になる者は訓練期間に装置の扱いを叩き込まれる」という設定も再現し、6人1組で腰にハーネスをつけ、両手を放してバランスをとる“立体機動バランス訓練”を実施。優秀者は、会場に設置された立体機動装置を体験できる。

 「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」コーナーでは、VR技術を活用、主人公リトが作品内で遭遇するラッキースケベ体験をリアルに再現。ヘッドセット内の視点が全員で合えば服が透ける、“ハレンチ3Dアトラクション”を実施する。

 「艦隊これくしょん -艦これ-」では、提督の部屋を再現。艦娘も登場し、提督になった気分で記念撮影ができる。アニメ「メカクシティアクターズ」のコーナーでは、メカクシ団のアジトを再現。作品に紐づいた謎解きをクリアすると、アジトに入ることができる。

To LOVEる-とらぶる-ダークネス
(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
艦隊これくしょん -艦これ-
(C)2014 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved.

 ステージイベントは、「ハピネスチャージプリキュア!」、「仮面ライダー鎧武/ガイム」、「棺姫のチャイカ」などのイベントが予定されている。

宇宙や自衛隊関連のブースも

 宇宙航空研究開発機構・JAXAの協力で、「宇宙ブース」を設置。実際に宇宙に打ち上げられたロケットの先端部分に付属していたフェアリング部分(約5m)を展示し、一部を来場者にプレゼント。有人宇宙船「ソユーズ」の展示や、宇宙技術者のトークショーなども開催する。

 昨年は10式戦車を展示し、安倍首相も訪れた「自衛隊ブース」が今年も登場。今回は陸上自衛隊の攻撃ヘリコプター「AH 64D アパッチ・ロングボウ」を展示する。さらに、海上自衛隊「DDG-172 護衛艦 しまかぜ」の模擬演習バーチャル体験が可能な設備も用意する。

有人宇宙船「ソユーズ」
攻撃ヘリコプター「AH 64D アパッチ・ロングボウ」

 古今東、デジタル、アナログすべてのゲームが集まるという「超ゲームエリア」では「ドラゴンクエストX」関連の展示や、カードゲーム、Xbox Oneの体験コーナー、自作ゲームの体験コーナーなども用意。

 「超ボーカロイド感謝祭」と題してボカロ関連企画を集約。DJ VocaNicoやボカロ PがDJとなってボカロ曲をプレイする「超VocaNicoParty」や、ニコニコプラネタリウム部による「超ボカロプラネタリウム」なども展開。

 他にも、アニソンシンガーやアイドルなども登場する「超音楽祭 2014」、抽選で当選したコスプレイヤーがウォーキングやパフォーマンスできるステージのある「超コスプレエリア」も新設する。コスプレ関係では、アデランスも協力。ウィッグ制作技術を活かし、「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」ブースに出演する公式コスプレコンパニオン全10キャラクターの特注ウィッグを制作する。

ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼアのキャラクター
(C)2010-2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 協賛・後援も新たに決定しており、自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、日本維新の会、みんなの党、結いの党が出展。文化庁、千葉県も後援。サークルKサンクス、ワコムも協賛に追加決定している。

(山崎健太郎)