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beyerdynamic、定番モニター「DT 770 PRO」にポータブルプレーヤー向け32Ω版

32Ω仕様のモニターヘッドフォン「DT 770 PRO 32」

 ティアックは、独beyerdynamicの定番モニターヘッドフォン「DT 770 PRO」のバリエーションモデルとして、ポータブルプレーヤーとの接続も想定した32Ω仕様の「DT 770 PRO 32」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,250円前後。

 「DT 770 PRO」は、'80年代から展開しているレコーディングスタジオ向けのモニターヘッドフォン。インピーダンス250Ωと80Ωのモデルが発売されているが、新たに32Ωを追加。ポータブルプレーヤーとの接続も想定したモデルとなる。

横から見たところ

 ケーブルも変更。250Ωと80Ωは3mだが、32Ωモデルは1.6mと短くなっている。片出しのストレートタイプで、入力はステレオミニ。イヤーパッドも250/80Ωはベロアだが、32ΩではソフトPVC製となり、遮音性を向上させている。

 ハウジングは密閉型。低域の響きを高めるバスレフ技術も投入している。再生周波数帯域は5Hz~35kHz。感度は96dB。許容入力は100mW。歪率は0.2%未満。ケーブルを含めた重量は270g。

(山崎健太郎)