スタローン×シュワルツェネッガーの「大脱出」BD化。「ランボー 最後の戦場」限定BDも

大脱出 Blu-ray
(c) Escape Plan・2013,Artwork & Supplementary Materials・2014 Summit Entertainment,LLC. All Rights Reserved.

　シルべスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが初の本格共演を果たした新作映画「大脱出」が、7月2日にBlu-ray/DVD化される。価格は、初回生産4,000個限定のBDスチールケース仕様が6,264円、BD通常版が5,076円、DVDが4,104円。発売元はギャガ、販売元はポニーキャニオン

　スタローン演じる脱獄のプロフェッショナルが、絶海に浮遊する“難攻不落の監獄要塞”とされる巨大タンカーを脱獄するため、敵か味方か分からぬ謎の囚人男(シュワルツェネッガー)と手を組み、不可能に近い脱獄計画を実行する。

　「大脱出」のBD/DVD発売を記念し、シュワルツェネッガーの来日プロモーション時に行なわれたミニインタビューの模様も、記事の最後に掲載する。

　BD/DVD共通の映像特典として、「Executing the Plan」や予告編集、キャスト・スタッフプロフィール、プロダクションノートを収録。ミカエル・ハフストローム監督らによるオーディオコメンタリーも収める。さらに、スチールケース仕様には、「Maximum Security: The Real Life Tomb」、「Clash of the Titans」、削除シーンを収録している。

スチールケース仕様も4,000個限定で発売する
(c) Escape Plan・2013,Artwork & Supplementary Materials・2014 Summit Entertainment,LLC. All Rights Reserved.

　「大脱出」のBD化に合わせて、既にBDが発売されている、スタローン主演作「ランボー 最後の戦場」も初のスチールケース仕様(PCXE-50392)で同日より発売される。1,500個の初回限定生産で、価格は4,104円。特典として、メイキングや削除シーン、スタローンによるオーディオコメンタリーなどを収録する。

「ランボー 最後の戦場」の1,500個限定スチールケース仕様
(c) 2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO. KG IV

あらすじ

　世界中の重犯罪者たちから恐れられ、“墓場"と異名を取るそのタンカーは、一度入れば二度と出ることが出来ない巨大な監獄。この船に投獄されてきた男・ブレスリン(スタローン)は、世界屈指のセキュリティ・コンサルタント(脱獄)のプロ。何者かに拉致され、犯罪者の汚名を着せられたブレスリンは、自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため、自ら設計に関わった絶対攻略不可能なこの監獄の脱出を計画する。しかしその前に立ちはだかったのは、凶暴な手下たちを率いる囚人たちのボス、ロットマイヤー(シュワルツェネッガー)だった。裏切者と黒幕は誰か? ブレスリンが投獄された衝撃の理由とは……。

来日時のミニインタビュー

Q.一番好きなシーンを教えて下さい

BD/DVD発売に合わせてアーノルド・シュワルツェネッガーが来日

シュワルツェネッガー：ドイツ語で話すシーンがお気に入りだ。脱獄計画がバレて、単独室に入れられるシーンだ。温度が60度を超える金属で作られた単独室に入れられ、幻覚を起こし始めるんだが、スタローンに脱獄ルートを探させるために警備員の注意を俺に集めようとドイツ語で叫び始めるんだ。映画の中でドイツ語を話すのは今回が初めてだったから出来上がりにはとても満足している。

　もう一つのお気に入りシーンはスタローンとの格闘シーンだ。綿密にリハーサルを重ねたよ。迫力があって、かつユーモアのある素晴らしいシーンに仕上がったと思う。ファンの期待に応えられたんじゃないかな。

Q.スタローンとの相性に関して

シュワルツェネッガー：スタローンは尊敬しているよ。彼は素晴らしい役者であり、監督であり、脚本家であり、そして画家でもある。とにかく、多才なアーティストで、何事に対しても常に100%以上の力を注いで挑むからとても尊敬してるよ。昔はライバルだったけど、ここ数年の間に何度か一緒に仕事をする機会があったおかげで今はお互いをリスペクトしあっている友人だ。彼を友人とよべる仲になったからこそ、エクスペンダブルズシリーズも3作出演したし、「大脱出」もスタローンが一緒にやろうと声をかけてきたから出演を快諾したんだ。

Q.Blu-ray/DVD購入者へのメッセージ

シュワルツェネッガー：派手な格闘シーンに、大スケールのアクションシーンがあり、サスペンスとユーモアにあふれる演技も楽しめる。監督の演出も素晴らしいし、とにかくこれぞエンターテイメント! とよべる作品だ。映画は人を楽しませるためにあるので、世界中の人々に楽しんでもらいたい。