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9万本以上のフィルムを所蔵、国立映画アーカイブが運営費を募るクラファン開始

約3万本の劇映画・テレビ映画、約5万本の記録・ニュース映画、そして3千本以上のアニメーション映画などを所蔵する国立映画アーカイブは、運営費の支援を募るクラウドファンディングをREADYFORにおいて開始した。期間は9月23日までで、目標金額は1億円。

寄付コースとしては、クラファン限定冊子がもらえる15,000円のコースや、オリジナル文具セット(クリアファイル+一筆箋+実物大映画フィルム型付箋)がもらえる10,000円のコース、フィルムしおりやお礼状がもらえる5,000円コースなどがある。

国立映画アーカイブは、9万本以上のフィルムに加え、映画関連書籍、シナリオやスチル、ポスター、映画人の遺品など、多彩な資料を網羅的に収集・保存し、映画と映画文化を長きにわたって繋いでいくための、日本で唯一の国立の映画専門機関。

フィルムの損傷・劣化を防ぐためには、室温2~10度、相対湿度35~40%の環境を維持する必要があり、年間を通して多くの光熱費が必要。さらに、フィルムや各種資料の特性を熟知し、適切に扱える専門家も欠かせないため、その専門的技術を継承していくことも急務となっている。

国の文化遺産としてこれらの映画や資料を後世の人々も鑑賞・閲覧できるようにすると共に、その映画の魅力を多くの人に伝えていくための企画上映や展示の機能を強化するにも資金が必要となる。

クラウドファンディングは、「活動の安定的な継続と将来への発展に向け、収入の多角化と拡大に取り組む一環」として行なわれるもので、資料の収集・保存・修復・復元、上映・展示などの公開事業などに使われる。