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キングジム、植物の成長などインターバル動画撮影用の防滴カメラ「レコロ IR7」

インターバルレコーダ「レコロ IR7」

 キングジムは、植物の成長や風景などのインターバル動画撮影に特化したインターバルレコーダ「レコロ IR7」を5月16日に発売する。価格は11,300円。

 1秒から1日まで、自由に撮影間隔を設定できるカメラ。植物の成長など、変化がスローな被写体を定期的に撮影し、時間を縮めたのようなインターバル動画を撮影できる。雲の流れを速くしたり、建設現場で建物が完成していく過程の撮影、クレイアニメの様なコマ撮り動画撮影にも対応できる。

 2011年に発売したIR5に続く新モデルで、液晶モニタが搭載されるなど機能強化されている。

 カメラ部には有効200万画素(1,600×1,200ドット)のCMOSセンサーを搭載。静止画撮影に加え、インターバル動画撮影もでき、動画の保存形式はAVI(Motion JPEG)。写真をつなげて作成する動画の速さは、スライドショーのようにゆっくりと再生される毎秒1枚から、スムーズに再生される毎秒30枚まで設定できる。写真にエフェクト効果をつけることもでき、色のメリハリが鮮やかに写るビビッド、モノクロなど5種類から選択可能。

 背面に1.4型、128×128ドットの液晶モニタを搭載し、アングルなどを確認可能。レンズの焦点距離は35mm換算で35mm F2.8。画角は63度。撮影距離は約55cm~∞。

 IPX4等級の防沫設計になっており、「急な雨などにも耐えられるので、屋外での撮影も安心」としている。

 省エネ駆動の電子回路を搭載、単3形アルカリ乾電池4本で1秒間隔で撮影した場合、約5,000枚、1日間隔で約730枚の撮影が可能。別売のACアダプタも接続でき、最大で99,999枚の連続撮影が可能。記録メディアはSD/SDHCで、最大16GBまでのカードが利用できる。

 外形寸法は約83×38×114mm(幅×奥行き×高さ)で、電池とSDカードを除いた重量は約123g。

(山崎健太郎)