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Olasonic、NANOCOMPOのヘッドフォンアンプ搭載DAC「D1」を7万円から5万円に値下げ

「NANO-D1(B)」シルキーブラックモデル

 東和電子は、Olasonicブランドの小型コンポ「NANOCOMPO」シリーズのヘッドフォンアンプ内蔵DAC「NANO-D1」の価格を5月9日より改定。従来の7万円から、5万円へと2万円値下げする。カラーはプラチナホワイトとシルキーブラックの2色。

 値下げの理由として同社は、「活気あるヘッドフォン市場とスマートフォンなどのモバイル機器市場に対して再導入するため」と説明している。

 「NANO-D1」は、最高192kHz/24bitまでに対応したUSB/光/同軸デジタル入力を備えたDACで、ヘッドフォンアンプも内蔵。PCやCDトランスポート、ネットワークプレーヤーなどと接続し、ヘッドホンで音楽が楽しめるほか、アナログRCA出力(最大7.5Vrms)も1系統装備し、プリアンプとして使うことも可能。別途パワーアンプと接続すれば、コンパクトなセパレートアンプシステムを構築できる。

「NANO-D1」プラチナホワイトモデル
接続イメージ図

 USB/光/同軸デジタル入力を各1系統備え、PCMの最高192kHz/24bitまでに対応している。DACにはTIバーブラウンの「PCM1792」を採用、ヘッドフォンアンプ部には「OPA2132」を使っている。

 電源部には±2電源方式を採用することで、カップリングコンデンサーレス化を実現。「くせのない音質とフラットな低音特性を実現した」という。ヘッドフォンインピーダンスセレクタも備え、LOW(8Ω~100Ω)と HIGH(100Ω以上)モードを用意。様々なヘッドフォンを最適にドライブできるとする。

(山崎健太郎)