4月のビデオソフト売上が前年比64.9%に減少。前年の嵐ライブDVD大ヒットの反動

　日本映像ソフト協会(JVA)は10日、2014年4月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比64.9%の144億1,700万円、売上本数は同69%の495万6,000枚と大きく落ち込んだ。JVAは要因について、「前年同月には大ヒットとなった『ARASHI LIVE TOUR Popcorn』のリリースがあったのに対し、当月は全体的に大きなタイトルがなかった」としている。

　2014年4月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比87.3%の54億700万円で、数量は同82.2%の122万7,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は37.5%で、数量の構成比は24.8%。

　BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比87.7%の51億1,700万円、数量は同76.6%の103万4,000枚。レンタル店用は売上額が同95.6%の2億8,500万円、数量が同150.5%の19万2,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比56.2%の90億1,000万円。数量は同65.6%の372万9,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比41.8%の46億6,500万円、数量は同51.7%の180万8,000枚となった。レンタル店用は売上額が同89.3%の42億8,500万円、数量は同87.6%の189万5,000枚。

　2014年4月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比90.6%の241タイトル、レンタルは同63.8%の30タイトル。新作DVDは販売用が同83.2%の454タイトル、レンタルは同89.7%の504タイトルとなっている。