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Xbox Oneの国内ゲームタイトル/アプリ発表。Blu-ray 3Dはアップデートで対応へ

 マイクロソフトは、9月4日国内発売予定の新ゲームコンソール「Xbox One」の記者説明会を、予約開始の前日である6月20日に開催。日本マイクロソフト 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャーの泉水敬氏は、Xbox Oneの新作ゲームタイトルや、テレビ視聴やカラオケといったアプリを中心とした新たな楽しみ方などを紹介。「ゲームとエンターテインメントを楽しむ最高のプラットフォーム」とアピールした。また、ゲストとして女優の足立梨花さんも登場した。

日本マイクロソフト 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャーの泉水敬氏

niconicoやGoPro動画などのアプリを用意。アップデートでBlu-ray 3D対応も

Xbox OneとKinectセンサー、コントローラ

 Xbox Oneは、500GB HDDとBlu-rayプレーヤー、無線LANを内蔵したゲームコンソール。「Xbox One」(39,980円)のほか、カメラやマイクを備えたXbox One Kinectセンサーが付属し、Kinectセンサーを使って自分の声でゲームやコンテンツを瞬時に呼び出せる「Xbox One + Kinect(49,980円)」をラインナップする。

 数量限定版の「Xbox One + Kinect (Day One エディション)」も用意。価格は49,980円で、Xbox OneとKinectに加え、「タイタンフォール」と「Kinect スポーツライバルズ」を同梱している。また、数量限定の専用アクセサリ「Xbox One ワイヤレスコントローラー(タイタンフォール リミテッド・エディション)」も6,480円で発売する。

本体のラインナップ。6月21日より予約受付を開始する

 日本での発売に向け、20日時点で50社のゲームメーカーがXbox Oneへの参入を表明。ゲーム以外にも、アプリとして映画/テレビ番組などのHD動画をセル/レンタル購入して楽しめる「Xbox Video」、ゲームの動画を楽しむ「Machinima」と「Twitch」、Webブラウザ「Internet Explorer」、クラウド ストレージ「OneDrive」、ビデオ通話「Skype」などの日本対応版をXbox One発売と同時に提供。

国内でも発売されるゲームタイトルのトレーラーを上映した
本体と同時に発売されるタイトル
そのほか、2014年〜15年の発売が決まっているタイトル
発売日未定タイトル
ゲームは50社が既に参入を表明

 さらに、国内向けアプリとして、精密採点One機能を搭載したカラオケアプリ「カラオケ@DAM」や、ゲームや様々な動画を楽しめる「niconico」、映画やアニメ、ドラマなどの「楽天SHOWTIME for Xbox One」、宅配ポータル「出前館」、Jリーグの懐かしの名シーン・名試合などが視聴できる「Jリーグ動画アーカイブス」などを順次提供。

 アクションカメラのGoProで撮影されたスカイダイビングやスキューバダイビング、モータースポーツ、音楽などの動画を楽しめる「GoPro」アプリも用意することも発表。そのほか、日本各地のご当地アイドルの動画を視聴したり、各アイドルを応援できるというアプリ「U.M.U ご当地アイドルうぉーかー」も用意する。

アプリに参入する企業/サービス

 4月の発表で「本体のHDMI入力の機能によりテレビ放送も統合することで、幅広いエンターテイメントをひとつにまとめて楽しめる」としていたが、これは外付けのチューナやレコーダなどで受信したテレビ放送を、HDMI経由でXbox OneのUIから操作できるというもの。泉水氏が自らXbox Oneを音声で操作して「Xbox テレビを観る」と話すと、放送中のテレビを表示していた。

 テレビ放送画面の脇にWebブラウザを表示することも可能で、例えば放送を観ながらSNSのコメント(IEで表示できるもの)を楽しむといったこともできるという。さらに、将来のアップデートで、テレビ番組表を表示するといった機能も統合する予定。今後も、テレビ番組などのコンテンツをXbox OneのUIに統合する取り組みを継続して行なっていくという。

泉水氏の声でテレビ表示に切り替わった
放送画面の横にWebブラウザを表示することもできる
背面

 光学ドライブ部はBlu-ray/DVD/CDの再生が可能。新たな情報として、今後のアップデート(時期は未定)によりBlu-ray 3Dも再生可能になることも明らかにした。HDMIの仕様はVer.1.4aで、CECにより接続機器との電源やボリュームといった連動も可能。なお、著作権保護機能のHDCPの対応バージョンは公開していない。IRブラスターを利用したリモコン操作にも対応する。

まずはコアゲーマーとガジェット好きに。足立梨花さんも登場

泉水敬氏

 泉水氏は、'13年11月より順次グローバルで発売されているXbox Oneの販売について、同社の想定を大きく超えるペースで伸びているとし、13カ国合計で500万台を超えたことを説明。「Xbox Oneも新世代のゲーム体験を提供するプラットフォームとして、初代(Xbox)からの使命は全く変わっていない」とし、ゲームファンへ訴求していく姿勢を強調した。

 “新世代の体験”を可能にする要素として「臨場感と没入感」、「クラウドのパワー」、「ゲームラインナップ」の3点を挙げ、「全てを実現することで、全く新しいゲーム体験をお届けする」として、音声認識を活用したゲームプレイやプレイ動画の録画、テレビ視聴、アプリ起動などのデモを行なった。ゲームプレイをしながら「今のを録る」と話すと、過去30秒間を録画して、他のユーザーと共有できるといった機能を紹介した。

 会場には、ゲーム制作会社などもゲストとして登場して発売に際して各社の予定タイトルや制作に向けた意欲などを表明。各社からビデオメッセージも寄せられた。

セガの取締役 COO 開発統括本部長 名越稔洋氏
スクウェア・エニックスの橋本真司氏
カプコンの小野義徳氏
予約開始の21日には、20タイトルを試遊できるイベントを東京と大阪で開催

 泉水氏は「統合された体験やアプリなどの付加価値を提供し、ゲームとエンターテインメントを楽しむ最高ののプラットフォームとして引き続きコンテンツやサービスを拡充していく」とし、今後もゲームタイトル/アプリ/サービスを強化していく方針を改めて示した。

 なお、Xbox Oneの特徴でもあるKinectセンサーを同梱しないモデルを日本でも発売する点については、「Kinectのある環境が理想だが、まずはファーストステップとして、できるだけ多くのユーザーに体験しただくための選択肢を提供した」と説明した。

 主な想定ユーザーとしては、「まずはコアゲーマー、同時にガジェット好き、新し物好きの方にも届けたい」としている。アプリには出前館(出前サービスを注文できる)や、WEAR(ファッションコーディネートサービス)など、エンタメよりも生活に寄った種類のものも用意したことで、Xbox Oneを購入した人の家族や周囲の人々へ、順次ユーザー層を広げていくことを目指すという。

足立梨花さんが登場

 アプリに「Jリーグ動画アーカイブス」を提供することにちなんで、会場には“Jリーグ名誉女子マネージャー”を務める女優の足立梨花さんも登場。過去の名プレーなどを観られることについて「2010年からPR活動を始めて、それより前の試合を観たことが無いので、過去の名シーンを観てみたい」と話した。また、ご当地アイドルの動画などを楽しめる「U.M.U ご当地アイドルうぉーかー」に関しては、決勝ステージにゲスト参加したこともある足立さん。自身もファンからの応援に支えられているエピソードに触れ、新アプリでのご当地アイドルの盛り上がりに期待を寄せた。

「Jリーグ動画アーカイブス」のアプリ画面
1人カラオケにもよく行くという足立梨花さんと「カラオケ@DAM」のデモも行なった

(中林暁)