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OPPO、平面磁界駆動ヘッドフォン「PM-1」を6月27日発売。USB DAC/アンプ「HA-1」は7月14日

 OPPO Digital Japanは、平面磁界駆動型ヘッドフォン「PM-1」(OPP-PM1)とUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「HA-1」の発売日を決定した。PM-1は6月27日に発売。HA-1は当初6月中の発売を予告していたが、「量産品のさらなる品質向上」を理由に7月14日に発売する。

PM-1とHA-1

 「PM-1」は独自の7層構造振動板を採用したアラウンドイヤータイプの開放型ヘッドフォン。平面磁界型駆動方式を採用していることが特徴。一般的なヘッドフォンは振動板を小さなボイスコイルで駆動しているが、PM-1は平面の振動板にエッチングした渦巻き形状アルミ導体で駆動している。これにより、分割振動に起因する問題を解消している。ユニット外径は85×69mmの楕円状形。

 ケーブルは着脱式で、ヘッドフォン側の端子は2.5mmのモノラルミニミニジャック。再生周波数特性は10Hz~50kHz。最大入力は2W。インピーダンスは32Ω。ケーブルを除く重量は395g。

 「HA-1」は、OPPO Digital初のヘッドホンアンプ/USB DAC。ステレオプリアンプ、iOSデバイスなどモバイル機器用オーディオドック、apt-X対応Bluetoothオーディオトランスポートとしても利用できる。

 入力は、USB×2と同軸デジタル、光デジタル、AES/EBU、アナログ音声(RCA)、バランス(XLR)、Bluetooth。ヘッドフォン出力は4pin XLRのバランスと、ステレオ標準ジャックのアンバランスを各1系統装備。アナログ音声出力としてバランス(XLR)とアンバランス(RCA)を装備し、ステレオプリアンプとしても動作する。

 DACは、ESSの「ES9018」で、384kHzまでのPCMや11.2MHz DSDに対応(11.2MHz再生はASIOでのDSDネイティブ伝送に限定)。モバイル用USB端子はiPhoneとのデジタル接続が可能。Bluetooth Ver.2.1+EDRにも準拠し、コーデックはSBCとaptXに対応する。

(臼田勤哉)