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OPPO、11.2MHz DSD対応DAC/ヘッドフォンアンプ「HA-1」
バランス出力対応で約16万円。BTやプリアンプ機能も
(2014/5/9 13:26)
OPPO Digital Japanは、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDに対応したUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「HA-1」を6月より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万円前後。
あわせて平面磁界駆動型ヘッドフォン「PM-1」も発売し、店頭予想価格は15万円前後。PM-1については別記事で紹介する。また、これらは5月10日、11日に東京・中野サンプラザで開催される「春のヘッドホン祭 2014」で先行展示される。
HA-1はOPPO Digital初のヘッドホンアンプ/USB DAC。ステレオプリアンプ、iOSデバイスなどモバイル機器用オーディオドック、apt-X対応Bluetoothオーディオトランスポートとしても利用できる。
入力は、USB×2(PC用USB B×1、モバイルデバイス用USB A×1)と同軸デジタル、光デジタル、AES/EBU、アナログ音声(RCA)、バランス(XLR)、Bluetooth。ヘッドフォン出力は4pin XLRのバランス(ノイトリック製端子)と、ステレオ標準ジャックのアンバランスを各1系統装備。アナログ音声出力としてバランス(XLR)とアンバランス(RCA)も装備し、ステレオプリアンプとしても動作する。
DACは、ESSの「ES9018」を搭載し、384kHzまでのPCMや11.2MHz DSDに対応(11.2MHz再生はASIOでのDSDネイティブ伝送に限定)。USBは最高384kHz/32bitと11.2MHz DSDまで対応し、光/同軸デジタルとAES/EBUでは192kHz/24bitまでの対応となる。
モバイル用USB端子はiPhoneとのデジタル接続に対応。Bluetooth Ver.2.1+EDRにも準拠し、プロファイルはiAP、SPP、AVRCP、A2DPをサポート。コーデックはSBCとaptXに対応する。
OPPO DigitalのBlu-rayプレーヤー「BDP-95」や「BDP-105」で実績のある回路設計を採用。 ヘッドフォンアンプ部完全バランス/A級動作設計で、厳選されたマッチドペア部品によるディスクリート回路を構成。電源にはトロイダルコアトランスを使用している。
アンプの最大出力は、XLR入出力時で2,400mW(600Ω)、3,000mW(32Ω)、RCA入力-標準ステレオ出力時で600mW(600Ω)、3,500mW(32Ω)。
フロントパネルには4.3型液晶を装備。専用リモコンや、モバイル機器用Bluetoothリモコン・アプリからの操作にも対応する。