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JVC、防水/防塵/耐低温/耐衝撃「Everio オールウェザームービー」の32GBモデル
(2014/8/20 12:20)
JVCケンウッドは、JVCブランドのビデオカメラ「Everio」の新モデルとして、水深5mまでの防水機能や、防塵、耐低温、耐衝撃の4つの保護機能を搭載した「GZ-R70」を8月下旬に発売する。内蔵メモリは32GB。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。カラーはブラウン(T)とホワイト(W)、ブルー(A)の3色。
AVCHDに準拠したフルHDのビデオカメラ。ハウジングケースなどを使用せずに本体のみでIPX8相当の防水性能(水深5m/30分)と、IP5X相当の防塵性能、1.5mの耐衝撃性能、-10度の耐低温性能を備えた全天候型“オールウェザームービー”の新モデル。2月に発売された「GZ-RX130」(直販74,800円)の追加ラインナップとして発売される。なお、RX130は内蔵メモリが64GBで、無線LANを使ったスマートフォンとの連携も可能だが、新モデルのR70はメモリが32GBで、無線LANを搭載しないといった違いがある。また、既存モデルのRX130は1080/60p記録モードも備えているが、R70は同モードを搭載していない。
撮像素子は1/5.8型の裏面照射CMOSを採用。有効画素数は動画時で229万画素~101万画素(手ブレ補正OFF、ダイナミックズームON時)。レンズはコニカミノルタ製HDレンズで、動画撮影時の焦点距離は35mm換算で40.5~2,757mm(ダイナミックズームON時)、40.5~1,990mm(ダイナミックズームOFF時)。ズームは光学40倍、ダイナミックズーム60倍、デジタルズーム200倍。F値は1.8~6.3。手ブレ補正機能は電子式で、アクティブモードも搭載する。
32GBの内蔵メモリに長時間(EP)モードで撮影した場合、最大約13時間30分の動画を記録できる。また、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット(最大128GB)も備えている。JPEG静止画撮影も可能。
撮影シーンを自動で認識・判別し、最適な処理を行なう「インテリジェントオート撮影」機能も用意。判別シーンを「被写体」、「背景」、「光源」、「撮影スタイル」の4つの撮影条件で分析し、284パターンを判別。「カメラまかせで、よりイメージに近い映像が自動で撮影できる」という。
大容量バッテリを内蔵しているのも特徴で、連続撮影時間は約4時間35分(液晶バックライト標準時/実撮影時間は約2時間30分)。長時間の撮影にも対応できるという。また、別売モバイルバッテリーチャージャ「ZM-MB520」からの充電も可能。
付属ソフト「Everio MediaBrowser4」を使用し、撮影した動画や静止画を有料のパーソナルクラウドサービス「マイポケット」にアップロードし、保存することも可能。
マイクロUSBや、HDMIミニ出力、AV出力を装備。外形寸法は60×122×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、内蔵バッテリを含む重量は約286g。