ニュース

シャープのBDレコーダ7機種が「リモート視聴」に対応

BD-T3600など'14年6月発売モデル。iOS/Androidで

BD-T3600

 シャープは、6月に発売したBlu-rayレコーダ「AQUOSブルーレイ」など7モデルで、外出先のスマートフォンなどからレコーダの放送/録画番組を視聴可能にする「外からリモート視聴」に対応した。レコーダのソフトウェア・アップデートのほか、有償の視聴アプリが必要となる。

 対象のAQUOSブルーレイは、'14年6月に発売開始したBD-T3600/T2600、BD-W2600/W1600/W560/W560SW、BD-S560の7モデル。アップデート後のソフトウェアバージョンは「BJ1409010」以降となる。

持ち出しなどの機能も装備したAQUOSリモートプレーヤー

 スマートフォン/タブレットからの視聴には、対応アプリが必要で、Android 4.1以降では、シャープによる「AQUOSリモートプレーヤー」(税込1,500円)をGoogle Playでダウンロードする必要がある。iOS 6.0以降のiPad/iPhoneではデジオンの「DiXiM Digital TV(税込1,500円/本体1,000円+リモート視聴アドオン500円)」を利用する。

 リモート視聴は、自宅のテレビ/レコーダなどの受信番組や録画された放送番組を、外出先のモバイル端末から専用アプリを使って視聴可能にする仕組み。一度家庭内でモバイル機器とテレビ/レコーダを紐付け(ペアリング)しておけば、外出先から家庭内のテレビ/レコーダにアクセスして、放送のリアルタイム視聴や録画番組視聴が可能になる。

 シャープは今回のAQUOSブルーレイ7モデルからリモート視聴に対応。利用にはインターネット接続環境と専用アプリが必要で、事前に同一の無線LANで環境でAQUOSブルーレイとアプリをレコーダとペアリングする必要があり、ペアリングの有効期限は3カ月。

 AQUOSリモートプレーヤーとDiXiM Digital TVのいずれも外出先からのデジタル放送/録画番組視聴が行なえるほか、ホームネットワークでの録画/放送番組視聴(宅内視聴)に対応。タブレットやスマートフォンをテレビ的に活用できる。番組持ち出し機能も備えている。

 また、AQUOSリモートプレーヤーでは、利用頻度の高いレコーダの階層などにショートカット作成するブックマーク/ショートカット機能なども装備する。アプリの設定方法や注意点はシャープの専用ページで案内している。

AQUOSリモートプレーヤーAQUOSブルーレイとアプリのペアリングが必要
機器を選択
放送をそのまま視聴可能

(臼田勤哉)