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パイオニア、FM補完放送対応のCD/Bluetoothコンポ「X-EM22」。実売12,800円

 パイオニアは、95MHzまでのFM周波数に対応し、FM補完放送も聴けるCDミニコンポ2機種を10月下旬に発売する。Bluetooth対応の「X-EM22」と、非対応の「X-EM12」をラインナップ。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はX-EM22が12,800円前後、X-EM12が9,980円前後。

X-EM22

 書斎や寝室などでの使用も想定したコンパクトサイズのCDミニコンポ。Bluetooth対応の「X-EM22」と、非対応の「X-EM12」の2機種で、Bluetooth以外の主要な機能やスペックは共通。

X-EM12

 レシーバ部にCDドライブを備え、オーディオCDやMP3/WMAを記録したCD-R/RWの再生が可能。対応周波数76~95MHzのFMチューナを装備し、FM補完放送にも対応。FM補完放送は、AM放送局の放送区域において、災害や難聴対策のためにFM放送用周波数を用いてAM放送の補完的放送を行なうもので、AMラジオ3社が2015年春から放送開始予定。周波数はTBSラジオが90.5MHz、文化放送が91.6MHz、ニッポン放送が93MHz。

 X-EM22のみBluetooth 4.0に対応し、スマートフォンなどから音楽をワイヤレスで受信して再生可能。プロファイルはA2DPをサポートする。

 USB端子を備え、USBメモリなどに記録したMP3/WMAを再生可能。ステレオミニの音声入力端子も備える。アンプの最大出力は15W×2ch。5種類のプリセットイコライザ(ROCK/JAZZ/POP/CLASSIC/FLAT)を搭載。消費電力は15W(待機時0.5W以下)。無操作時にスタンバイ状態になるオートパワースタンバイ機能も搭載する。

 スピーカー部は10cm径のフルレンジスピーカーユニットを搭載。インピーダンスは6Ωで、最大入力は18W。

 外形寸法/重量は、レシーバ部が180×247×121mm(幅×奥行き×高さ)/1.48kg。スピーカー部(1台)が145×180×215mm(同)/1.36kg。リモコンが付属する。

(一條徹)