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アップル、'14年度第4四半期はiPhone/Macが好調。「最強製品群で年末商戦を」

 米Appleは20日(現地時間)、2014年度第4四半期(2014年7~9月)の業績を発表した。売上高は421億ドル(前年同期375億ドル)、純利益は85億ドル(同75億ドル)、希薄化後の1株当たり利益は1.42ドル。売上総利益率は、前年同期の37%から38%に増加した。米国市場以外の売上比率は60%。

 iPhoneの販売台数は3,927万台(前年同期は3,520万台)。iPadは1,232万台(同1,328万台)だった。Macの販売台数は552万台(同441万台)。iPodは264万台(同293万台)。iPhoneとMacの販売増の一方、iPadと新製品投入の無いiPodが減少している。

 Appleのティム・クックCEOは「'14年度は最大のiPhoneであるiPhone 6/6 Plusを立ち上げて記録的な年度となった。新しいiPhone、iPad、MacとiOS 8、OS X Yosemiteというイノベーションによる最強の製品群で年末商戦に臨む。2015年に向けてApple Watchなどの素晴らしい製品、サービスを用意していく」とコメントしている。

 2015年度第1四半期の業績予想については、売上高が635億~665億ドル、売上総利益率は37.5~38.5%を見込んでいる。

(臼田勤哉)