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アップル、第3四半期のiPhone売上は3,520万台に増加。iPodは前年同期比64%

 米Appleは23日(現地時間)、2014年度第3四半期(2014年4~6月)の業績を発表した。売上高は374億ドル(前年同期353億ドル)、純利益は77億ドル(同69億ドル)、希薄化後の1株当たり利益は1.28ドル。売上総利益率は、前年同期の36.9%から、39.4%に増加した。米国市場以外の売上比率は59%だった。

 iPhoneの販売台数は3,520万台(前年同期は3,124万台)。iPadは1,327万台(同1,461万台)だった。Macの販売台数は441万台(同375万台)。6月のiPod touch 16GBリニューアル以外に新製品の出ていないiPodは292万台で、前年同期(456万台)の約64%に減少している。

 Appleのティム・クックCEOは「iPhoneおよびMacの好調な販売とAppleエコシステムからの継続的な売上高増により4~6月期の売上高は過去最高となり、EPS(1株当たり利益)も過去7四半期で最高の伸びとなった。近く予定されているiOS 8およびOS X Yosemiteのリリースや、発表するのも待ち切れないその他の新製品やサービスにとても興奮している」とコメントしている。

 2014年度第4四半期の業績予想については、売上高が370億~400億ドル、売上総利益率は37~38%を見込んでいる。

(中林暁)