ニュース

SCE、シェアプレイ対応のPS 4 Ver.2.00を配信

YouTubeアプリやUSBメディア再生も。PS Vitaも更新

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は28日、PlayStation 4(PS4)のシステムソフトウェアVer.2.00を提供開始する。コードネーム「Masamune」と名付けられたVer.2.00では、「SHARE」機能の大幅拡大や、USBミュージックプレーヤーの追加などが図られている。

シェアプレイ

 「シェアプレイ」は、ネットワーク経由で同じパーティのメンバーをビジターとして自分のPS4に招待し、一緒に遊ぶことができる機能。プレイ中のゲームにフレンドを招待でき、クリアできないシーンを手伝ったもらったり、隣に座っているかのように対戦が行なえる。

シェアプレイの概念図

 SCEでは、Ver.2.00の提供に合わせてシェアプレイをアピールするムービも公開。就職活動に悩む女子大生が、兄とのシェアプレイで開花させたゲームの才能をPS4のSHARE機能で世界中に発信していくというものになっている。

シェアプレイ動画「A Possibility of SHARE」

 Ver.2.00では、シェアプレイ以外にも、YouTube対応やUSBミュージックプレーヤーの追加、ユーザー毎のテーマ変更、ブロードキャスト機能の追加などが図られた。YouTubeアプリはPlayStation Storeで配信開始している。詳細は別記事開発者インタビュー記事を参照して欲しい。

YouTube
USBミュージックプレーヤー

 また、Live from PlayStationの機能も強化し、気に入った配信者のフォローや、PS4から配信された番組のアーカイブ視聴などに対応。また、PlayStation Vita(PS Vita)からもLive from PlayStationが視聴可能になる。

PS Vita/Vita TVは3.35

 PS4 Ver.2.00にあわせてPS VitaとVita TVのシステムソフトウェアもVer.3.35にアップデートされる。PS4リンク機能が強化され、PS TVのリモートプレイで、同時に4人までログイン可能になるほか、リモートプレイ中の画質をネットワーク環境に合わせて調整可能になる。

PS VitaもLive from PlayStationに対応

(臼田勤哉)