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デノン、aptX Low Latencyにも対応、約17,000円のスリムBluetoothスピーカー

 ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドのポータブルBluetoothスピーカー「DSB-100」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。カラーはホワイト(WT)とブラック(BK)を用意。主にインテリアやライフスタイルショップ、直販サイトでの販売を予定している。

ポータブルBluetoothスピーカー「DSB-100」

 前面に40mm径のフルレンジユニットを2基、背面に40×83mmのパッシブラジエーターを備えたBluetoothスピーカー。細身ながら、ワイドレンジな再生を実現しており、DSPテクノロジーも活用されている。IPX4相当の防滴性能を備え、浴室や台所などの水まわりで利用可能。

 Bluetoothは3.0に準拠し、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFPに対応。コーデックはaptX Low Latency、AAC、SBCに対応。SCMS-Tもサポートする。NFCにも対応し、対応スマートフォンとワンタッチでペアリングできる。

 ペアリング機器は8台まで記録でき、2台の端末と同時にペアリングするマルチポイントもサポートする。

 側面にステレオミニのアナログ音声入力も備え、Bluetooth非対応の端末とも連携可能。

ブラックモデル
側面に再生制御ボタンやバッテリチェックボタンを備える
ステレオミニのアナログ音声入力も用意する
NFCでワンタッチペアリングも可能
キャリングポーチも同梱する

 搭載するアンプは、高効率なクラスDタイプを採用。側面に再生制御ボタンなどを揃えている。

 充電はUSB経由で行ない、連続再生時間は10時間。充電所要時間は2.5時間。外形寸法は210×51×54mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は510g。キャリングポーチなどを同梱する。

音を聴いてみる

 細身の筐体ながら、背面のパッシブラジエーターの効果で、非常に肉厚でゆったりとした中低域の再生が可能。デノンらしい安定感のあるサウンドだ。高域の抜けも良く、ワイドレンジなサウンドが楽しめる。

 筐体の左右と、床と触れる脚部にゴム系の素材を使っているため、大音量再生でも筐体が振動しにくく、クリアな再生が維持されている。書斎や浴室、寝室など、ちょっとした隙間に設置し、リッチなサウンドが楽しめるスピーカーだ。

(山崎健太郎)