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シャープ、2013年1月以降発売のBDレコーダでSeeQVault対応へ

 シャープは15日、2013年1月以降に発売したBDレコーダ「AQUOS」ブルーレイにおいて、新著作権保護技術の「SeeQVault」に対応すると発表した。5月末に予定しているファームウェアアップデートで、SeeQVault(SQV)に対応する。'13年以降発売でも一部の製品は対象外となるが、具体的な対応機種名や時期などの詳細は順次サポートページで案内するとしている。

BD-T3600など、2014年モデルのAQUOSブルーレイ(具体的なSQV対応機種は今後公表予定)

 従来のUSB HDDでは、テレビやレコーダで外付けHDDに録画した番組は、録画実行したテレビ/レコーダ以外の機器では再生できなかった。AQUOSブルーレイでSQVに対応することで、SQV対応の外付けHDDを接続して、録画番組をダビングできる(直接録画には非対応)ほか、HDDを他のシャープ製SQV対応機器に接続して番組再生や、番組引っ越しが可能になる。

 ただし、相互利用可能なSQV対応機器はシャープ製品のみとなる見込み。また、最大18カ月ごとにインターネット接続による情報更新が必要としている。

(臼田勤哉)