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Cambridge Audio、小型スピーカー「Minx」を一新。5.1chセットも
(2015/3/6 09:00)
ナスペックは、英Cambridge Audioの小型スピーカー「Minx」シリーズの新モデルとして、サテライトスピーカー「Min 12」と「Min 22」、アクティブサブウーファ「X201」と「X301」を3月10日に発売する。価格はオープンプライスで、1台あたりの店頭予想価格は「Min 12」が14,000円前後、「Min 22」が22,000円前後。「X201」が60,000円前後、「X301」が80,000円前後。スピーカーとサブウーファを組み合わせた2.1ch、5.1chセットも用意する。カラーはいずれもホワイト(WHT)とブラック(BLK)の2色をラインナップする。
サテライトスピーカー「Min 12/22」
2012年3月発売の「Min 11」と「Min 21」の後継モデル。音の拡散性に優れた第4世代BMR(Balanced Mode Radiator)ドライバを新たに搭載し、従来モデルに比べてワイドなサウンドイメージと、全帯域におけるレスポンスの向上を実現しているという。ネオジウムマグネットも従来より大型化しており、磁気損失を減らして高能率化を図り、消費電力を抑えながらパワフルなサウンドを実現しているという。また、振動板のストロークを従来の2.2mmから4mmに増加し、「より豊かな音場再現も可能になった」としている。
Min 12はBMRユニットを1基、Min 22はBMRユニット1基と低音処理用にカスタマイズされたBMRウーファ1基を搭載する。ユニット径はいずれも57.15mm径。周波数特性/感度は、Min 12が150Hz~20kHz/86dB、Min 22が120Hz~20kHz/88dB。インピーダンスはどちらも8Ωで、推奨アンプ出力は25~200W。
スピーカーターミナルは、バナナプラグ/Yラグの両方に対応。外形寸法/重量は、Min 12が78×78×85mm(幅×奥行き×高さ)/0.43kg、Min 22が78×154×85mm(同)/0.85kg。
別売でサテライト用のテーブルスタンドや、床置き用スタンド、ウォールマウント用の金具などもラインナップする。
サブウーファ「X201/301」
「X201/301」は、従来モデル「X200」、「X300」からDSPのチューニングを見直し、更なる効率化を実現。ドライバの過負荷や歪みを防ぎつつ、広いダイナミックレンジと大出力を実現するイコライジング処理を可能にしているという。また、新たに開発されたパッシブラジエータ(ABR)も搭載し、迫力のある低音を再生するとしている。
ユニット構成は、X201が165mmのウーファユニット×1とパッシブラジエータ×2、X301が203mmのウーファユニット×1とパッシブラジエータ×1。最大出力は、X201が200W、X301が300W。
リアパネルのスイッチ/ノブで、位相やボリューム、周波数の調整が可能。入力はRCA。サブウーファアウト端子も備え、サブウーファをもう1台追加することもできる。周波数特性は、X201が36Hz(-6dB)~200Hz、X301が31Hz(-6dB)~200Hz。クロスオーバーはいずれも50~200Hz。外形寸法/重量は、X201が210×219×222mm(幅×奥行き×高さ)/5kg、X301が266×311×278mm(同)/7.5kg。
サテライトスピーカーとサブウーファのセットモデルは、2.1chの「Minx 212-2.1 Stereo」(Min 12×2、X201×1)が実売84,000円前後。5.1chの「Minx 215-5.1」(Min 12×5、X201×1)が同125,000円前後、「Minx 225-5.1」(Min 22×5、X201×1)が同164,000円前後、「Minx 325-5.1」(Min 22×5、X301×1)が同183,000円前後。カラーはいずれもホワイトとブラックを用意する。