ニュース

LG、48型で約27.5万円の4K有機ELテレビ「C5M」

77型「OLED77C5MJA」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、映像の白領域だけを検出して明るく補正する「Precision Picture Pro」、臨場感はそのままに会話をより聞き取りやすく補正する「Precision Sound Pro」を、2025年モデルとして初搭載した4K有機ELテレビ「OLED C5M」を12月中旬より順次発売する。サイズ展開は77/65/55/58型で、価格はオープン。市場想定価格は48型「OLED48C5MJA」で27.5万円前後から。


    OLED C5M
  • 77型「OLED77C5MJA」 2026年1月より順次発売 67.2万円前後
  • 65型「OLED65C5MJA」 2026年1月より順次発売 45.2万円前後
  • 55型「OLED55C5MJA」 12月中旬より順次発売 31.8万円前後
  • 48型「OLED48C5MJA」 2026年1月より順次発売 27.5万円前後
77型「OLED77C5MJA」

Precision Picture Proは、リアルタイムで映像内のホワイト領域を検出し「よりフレッシュで明るく見えるように補正する」という機能。白の色合いお好みにあわせて調整できるため、自分好みの画質設定ができる。

Precision Sound Proは、映像内の会話が聞き取りにくいときに活用できるもので、BGMや背景の音はそのまま、会話のみを強調。「映画や音楽鑑賞の際には、背景音も豊かで鮮明に聞こえるため、没入感を高める」という。

65型「OLED65C5MJA」

有機ELパネルを採用し、黒の深さと忠実な色表現を実現。映像エンジンには「α9 AI Processor 4K Gen8」を採用し、コンテンツに合わせて最適な映像とサウンドを提案する「AI 映像プロ」と「AI サウンドプロ」のほか、テレビの画質調整に詳しくなくても、簡単に自分好みの画質・音質に設定できる「パーソナルピクチャーウィザード」と「パーソナルサウンドウィザード」など、AIを活用したパーソナライゼーション機能も利用可能。

付属のマジックリモコンにもAIボタンが新搭載されており、ボタンを押して話しかけるだけでAIがリクエストに応えてくれる。

55型「OLED55C5MJA」

映像面ではDolby Visionに対応するほか、制作者の意図通りの原画質をそのまま再現する「FILMMAKER MODE」、明るい部屋で視聴する際、黒い部分がつぶれて見える暗いシーンでも、AIが暗部の輝度を最適化する「AI輝度」を搭載する。

音質面では立体音響のDolby Atmosに対応。2chオーディオも臨場感ある立体的なサウンドに変換するという「AIサウンドプロ」、BGMや環境音と音声をAIで分離して聞き取りやすくする「AIボイスリマスタリング」なども利用できる。

48型「OLED48C5MJA」

ゲーム機能も充実しており、最大144HzのVRR(可変リフレッシュレート)に対応。応答速度は0.1ms以下で、ALLM(自動低遅延モード)やDolby Vision for Gaming(4K 120Hz)、AMD FreeSync Premiumテクノロジー、NVIDIA G-SYNC Compatibleもサポートする。

OSはLG独自の「webOS」で、さまざまな動画配信サービスに対応。5年間で計4回のOSアップデートが保証されている。チューナーは、地上/BS/110度CSデジタルを各3基搭載する。


    【外形寸法(幅×奥行き×高さ/スタンド含まず)/重量(スタンド含まず)】
  • 77型「OLED77C5MJA」 1,711×47.1×982mm/23.5kg
  • 65型「OLED65C5MJA」 1,441×45.1×826mm/16.6kg
  • 55型「OLED55C5MJA」 1,222×45.1×703mm/14.1kg
  • 48型「OLED48C5MJA」 1,071×46.9×618mm/14.9kg