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B&Wのエントリースピーカー「600」シリーズに新色レッドチェリー

 ディーアンドエムホールディングスは、英B&W(Bowers & Wilkins)のエントリースピーカー「600」シリーズにカラーバリエーションを追加。新たにレッドチェリーモデルを7月下旬に発売する。価格はブックシェルフの「686 S2(MR)」がペアで90,000円など。

左からフロア型「683 S2(MR)」、トールボーイの「684 S2(MR)」

 いずれも型番末尾に(MR)が付く。フロア型「683 S2(MR)」は140,000円(1台)、トールボーイの「684 S2(MR)」が92,000円(1台)、ブックシェルフ「685 S2(MR)」がペアで114,000円、「686 S2(MR)」がペアで90,000円。センタースピーカー「HTM61 S2(MR)」が122,000円、「HTM62 S2(MR)」が71,000円。

 なお、既存のホワイトモデルは在庫販売完了次第終了となる。これにより、その後ラインナップはブラック・アッシュとレッドチェリーとなる。

左からブックシェルフ「685 S2(MR)」、「686 S2(MR)」

 CMシリーズの下位モデルにあたる、エントリーの600シリーズ。シリーズに共通する特徴は、上位シリーズの「CM10」用に開発されたツイータ技術を採用している事。いずれのモデルも25mm径のアルミドームツイータを採用しているが、薄くて軽いドームの後部に、中央部が切り取られた2層目のドームを配置し、補強するデュアルレイヤー構造になっている。これにより、質量を増やさず、高剛性化を実現した。

 フロア型の683 S2、センターのHTM61以外のモデルで、バス/ミッドレンジとして使われているのが、ウォーブンケブラー・コーンのユニット。既発売の「PM1」と同様に、エネルギー吸収型の防振プラグを中央に配置し、高域周波数レスポンスをコントロールしている。

左からセンタースピーカー「HTM61 S2(MR)」、「HTM62 S2(MR)」

 683 S2とHTM61のミッドレンジユニットはウォーブンケブラー・コーンだが、FST(Fixed Suspension Transducer)技術を用いて音のクリアさをアップ。683 S2とHTM61のウーファには、デュアルレイヤー・アルミニウムコーンを採用している。

モデル名683 S2(MR)684 S2(MR)
タイプフロア型トールボーイ
ユニット25mmアルミドームツイータ
150mm径ウォーブンケブラーFSTミッド
165mm径アルミウーファ×2
25mmアルミドームツイータ
130mm径ウォーブンケブラー バス/ミッド×2
再生周波数帯域30Hz~50kHz72Hz~22kHz
クロスオーバー400Hz、4kHz4kHz
出力音圧レベル89dB87dB
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
(突起部含む)
320×370×1,020mm235×238×955mm
重量27.2kg14.2kg
モデル名685 S2(MR)686 S2(MR)
タイプブックシェルフブックシェルフ
ユニット25mmアルミドームツイータ
165mm径ウォーブンケブラー バス/ミッド
25mmアルミドームツイータ
130mm径ウォーブンケブラー バス/ミッド
再生周波数帯域45Hz~50kHz54Hz~50kHz
クロスオーバー4kHz4kHz
出力音圧レベル87dB85dB
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
(突起部含む)
190×324×345mm160×233×315mm
重量6.8kg4.6kg
モデル名HTM61 S2(MR)HTM62 S2(MR)
タイプセンターセンター
ユニット25mmアルミドームツイータ
100mm径ウォーブンケブラーFSTミッド
165mm径アルミウーファ×2
25mmアルミドームツイータ
130mm径ウォーブンケブラー バス/ミッド×2
再生周波数帯域42Hz~50kHz48Hz~50kHz
クロスオーバー400Hz、4kHz4kHz
出力音圧レベル88dB87dB
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
(突起部含む)
590×304×218mm279×480×160mm
重量17.2kg7.9kg

(山崎健太郎)