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ASUSTOR、4K出力対応のHDMI搭載NASケース。高速動画変換機能も

 CFD販売は、4K対応のHDMI出力を備えた台湾ASUSTORのNASケース2製品を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4ベイ「AS3104T」が53,000円前後、2ベイ「AS3102T」が34,000円前後。

4ベイ「AS3014T」

 HDMI出力(HDMI 1.4b)を1系統装備し、4Kテレビなどに4K映像を出力できるNASケース。4ベイモデルは3.5インチHDDを4台内蔵でき、2ベイモデルは2台内蔵可能(HDDは別売)。RAID構築が可能で、4ベイモデルはRAID 0/1/5/6/10、JBOD、Single diskに対応し、最大32TB(8TB×4台)のストレージを構築できる。2ベイモデルはRAID 0/1、JBOD、Single diskに対応する。

2ベイ「AS3012T」

 CPUはデュアルコアのBraswell世代の1.6GHz「Celeron N3050」。メモリはデュアルチャンネルの2GBで、112MB/s超の読み込み/書き込み速度を実現、4K映像も滑らかに再生できるとする。

 OSは独自のADM 2.5以降を搭載。アプリ追加によりNASを機能強化できる「App Central」を備え、写真や動画、音楽など各種ファイルの管理・再生などが行なえる。

 メディアコンバータ機能を備え、NASに保存した動画ファイルをバックグラウンドでフルHD MPEG-4 AVC/H.264などに自動変換可能。独自の「Hyper-Transcoding」テクノロジーを利用すると、未使用時の10分の1の速さで変換完了するという。

 セキュリティ機能としてフォルダごとのAES 256bit暗号化に対応。ハードウェア暗号化エンジンを搭載し、暗号化されたデータの高速な読み取り/書き込みも行なえるとする。

 本体前面に直線的なダイアモンドプレートデザインを採用。工具を使わずにHDDの着脱が可能。初期設定はスマートフォン用アプリ「AiMaster」から行なえる。インターフェースはHDMI×1、USB 3.0×3、Ethernet×1。外形寸法/重量は4ベイモデルが164×218×165mm(幅×奥行き×高さ)/1.6kgで、2ベイモデルは102×218×165mm(同)/1.17kg。

 対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.6以降、UNIX、Linux、BSD。Windows Server 2003/2008/2012にも対応する。

4ベイモデルの背面
2ベイモデルの背面

(庄司亮一)