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AKG、ホーム向け密閉型ヘッドフォン最上位「K550」を復活。MKIIに

 ハーマンインターナショナルは、生産を完了していたAKGの密閉型ヘッドフォン「K550」を復活、「K550MKII」として12月10日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は26,880円。

K550MKII

 「K550」は2011年12月から発売され、既に生産を完了しているが、新ドライバの採用により復活。ドライバは新世代のものを採用しているが、音は従来のモデルのクオリティを維持しているという。再生周波数帯域は12Hz~28kHz。感度は94dB/mW、インピーダンスは32Ω。

 AKGのホーム向け密閉型オーバーイヤーヘッドフォンの最上位モデルと位置づけられ、50mm径のダイナミック型ユニットを搭載。ドライバ本体や内部ハウジングの空気の流れを調整するポートを備え、振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する「ベンチレーション・システム」、ハウジング内に内部ハウジングを設けてバスレフ・エンクロージャの役割を持たせる「インナー・バスレフ・エンクロージャー」なども採用している。

ヘッドバンドはアルミ製

 ヘッドバンドはアルミ製で、ラチェット式の調整システムを採用。ハウジングには独自の2D-Axis機構を採用し、平らに折りたたむ事もできる。

 ハウジング・ハンガーに金属素材を使い、高級感と耐久性を高めている。ヘッドパッドとイヤーパッドにはレザー調素材を採用。

 ケーブルは3mで、高純度OFCを採用。入力プラグはステレオミニのストレート。ステレオ変換プラグも付属する。ケーブルを除いた重量は305g。

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(山崎健太郎)