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“ボディがほとんど木”のヘッドフォン「Konohazuk H3」。岩手のブナ材使用

 コノハズクは、 同社のオーディオ用ヘッドフォン第一弾製品として、“ボディのほとんどを木で作った”という「Konohazuk H3」を発表した。'16年秋冬に34,800円で発売する予定で、それに先駆けて3月よりクラウドファンディングで支援を募り、支援者は3〜4割引きで購入可能としている。

Konohazuk H3

 Konohazukは、2009年に楽器ブランドbeating(ビーティング)として創業。カホンなどの木製楽器を手掛けている。2015年より木製ヘッドフォンの開発を本格化している。

 「H3」は、40mm径のドライバユニットを搭載した、密閉型のオンイヤーヘッドフォン。ボディに岩手県産のブナ材を使用している。ハウジングは無垢材からまるごとCNCで削り出し、職人の磨きを経て完成する。木目や色が製品によって異なり、使い込めば風合いも変化するという。仕上げにはツヤ消しのウレタン塗装を施し、傷やへこみ、水濡れへの耐性を高めている。

 ヘッドバンドにも木材を使用しているのが特徴で、ブナを薄く貼り合わせた合板を特殊な工法で曲げて側圧を持たせている。様々な頭の大きさや耳の傾きに柔軟に追従するという独自ジョイント機構を採用。装着しているうちに馴染む性質も持ち、柔らかいイヤーパッドとの組み合わせで、長時間のリスニングでも耳が痛くならないとしている。

 再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、インピーダンスは32Ω、最大入力は1,000mW。ケーブル長は1.2mで、プラグはL型ステレオミニ。

 クラウドファンディングは、日本向けには「kibidango」(きびだんご)で3月から、 海外向けには「Kickstarter」を通じて4月に行なう。支援者向けの価格は2万円前後で、発送日は2016年夏を予定している。

装着例
ハウジング部

(中林暁)