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ソニーの「Smart B-Trainer」、プロによるパーソナルトレーニングサービスと連携

 ソニーは、音楽再生や心拍計などの機能を備えたトレーニング用デバイス「Smart B-Trainer SSE-BTR1」と、ソネットのオンラインサービス「ソネット パーソナルトレーニング」(ソネトレ)との連携を4月下旬より開始する。Smart B-Trainerアプリから心拍数や消費カロリーなどのログが自動でソネトレの記録に転送され、効率的なトレーニングが可能になるという。

Smart B-Trainer SSE-BTR1(左)と、ソネット パーソナルトレーニングのアプリ画面(左)

 Smart B-Trainer(オープンプライス/直販26,500円)は、音楽再生機能付きBluetoothヘッドセットに、心拍、GPS、加速度、ジャイロ、電子コンパス、気圧の各センサーを搭載。ランニング時に心拍数や走行ルートなどのログを記録し、心拍数とリアルタイムに連動した音楽再生や音声アドバイスが行なえる。16GBのメモリを内蔵し、IPX5/8相当の防水仕様。

ソネトレのアプリに、Smart B-Trainerのログが自動で転送される

 ソネトレは、オンラインでプロの担当トレーナーがユーザーの目的に合わせたオーダーメイドのメニューと丁寧な指導を行ない、自宅にいながらパーソナルトレーニングができる月額2,500円のサービス。

 4月下旬より開始する連携により、ソネトレのランニングメニューを行なう際にSmart B-Trainerを使うと、iOS/Androidアプリの「Smart B-Trainer」から、平均心拍数/時間/距離/消費カロリーのログが自動でソネトレのトレーニング記録に転送。ソネトレの担当トレーナーは、筋力トレーニングと合わせてランニングによるトレーニングデータも踏まえ、総合的に指導やアドバイスが行なうことで、より効果的なトレーニングをサポートできるという。

 Smart B-Trainerは、これまで主にランニングに活用されていたが、今回の連携により、体質改善や筋力アップなど、トータルフィットネスの一部として、ランニングを含む幅広いユーザーの獲得を図る。

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(中林暁)