サカナクションの8K:VR作品「Aoi」がSXSW2016にシアター出展

　NHKエンタープライズ(NEP)は、NHKメディアテクノロジー(MT)の協力を得て、米国で3月16日から開催されるクリエイティブビジネス見本市「SXSW2016」に8K3D映像+22.2ch立体音響による「8K:VRシアター」を展開。ロックバンドのサカナクションとコラボレーションした8K:VR作品「Aoi -碧- サカナクション」を上映する。

　同作品は、2015年11月に東京・ヒカリエホールで上映した世界初の8K:VR作品。NEPとMTが共同で手掛け、8K3D映像と22.2ch立体音響を駆使し、サカナクションの楽曲「Aoi」を、サウンドアーティストのevalaとMT技術陣により再構築。8K 3D 映像と立体サラウンド音響を組み合わせることで、「ヘッドマウントディスプレイを使わずに、シアター型のVR体験を実現する」としている。

　3月16日から18日までの「SXSW2016(サウス・バイ・サウスウエスト2016)」会期中に：VR/AR Trackにおいて、約10分間のショーを繰り返し上映。8K:VRシアターでは、右目・左目用に2つの8K映像を投射し、映画館の3D作品とくらべても遥かに高解像度で、別次元の映像体験ができるとしている。