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DUNU、カジェログとコラボした有線イヤフォン「ITO」

「ITO」

DUNUは、イヤフォン・オーディオ専門メディアのカジェログとコラボレーションしたハイブリッド型有線イヤフォン「ITO」を、9月8日に発売した。価格はオープン、市場想定価格は31,980円前後。

イヤフォン専門店で店長やWebマーケティングを担当していた、かじかじ氏のサウンドビジョンに基づいて、DUNUがエンジニアリングを担当したイヤフォン。6カ月の間に5回以上のチューニングを重ねて作り上げたという。

ドライバー構成は、ダイナミックドライバー×2とバランスド・アーマチュア(BA)ドライバー×2の合計4ドライバー。ダイナミックドライバーは、バイオセルロースドーム+柔軟エッジを採用した超低域用の10mm径と、LCP振動板+柔軟サスペンションエッジを採用した中低域用の8mm径を組み合わせている。

BAは中高域用×1、超高域用×1の構成で、中高域用は「自然で生き生きとした高音と優れたディテールを再生。ボーカルは明瞭で空気感があり、明るいが刺さらず明瞭な歌声を聴かせる」という。

超高域用は「さらに高域を伸ばし、卓越した解像度と輝きを提供。繊細なニュアンスを引き出し、マイクロダイナミクスや全体的な明瞭さに優れる」とのこと。

サウンドの傾向は、パワフルで深い低音、琴の糸(ITO)のようにしなやかで張りのある響きの高域、力強さと聴きやすさを両立し、特にサビでの感情表現が豊かだという明瞭でスムーズなボーカルが楽しめる。ポップス、ロック、ヒップホップ、エレクトロニックなど、リズム主体のジャンルに最適なチューニングとしている。

再生周波数帯域は5Hz~40kHz、インピーダンスは37Ω at 1kHz、感度は105dB±1dB at 1kHz、THDは<0.5% at 1kHz。

付属ケーブルは、「DUNU DaVinci」にも採用されている高品質なLEOケーブルと同一。4本の高純度銀メッキ単結晶銅(22AWGリッツ構造)で構成され、クリアな信号伝送と純度の高い音質を実現している。

イヤフォン側コネクタは0.78mm 2pin、プラグは3.5mm TRS(アンバランス)、4.4mm TRRRS(バランス)の切り替え式。長さは1.2±0.1m。

付属ケーブル。プラグは交換式
付属品一式